Huawei Band 9の購入を検討している人。または、興味のある人。
Huawei Band 9は、精度の高い健康モニタリング機能と快適な着け心地を特徴とするエントリーモデルです。
主な機能には、科学的に睡眠管理を支援するTruSleep 4.0、24時間の心拍数と血中酸素のモニタリングがあります。
また、100種類以上のワークアウトモードをサポートし、日常の活動のトラッキングを行っています。
デザイン面では、軽量でフルオロエラストマー素材を使用し、快適に長時間着用できるよう工夫され、さらには急速充電に対応しており、短時間の充電で長く使用可能となっているのです。
低価格でありながらも、これだけの機能が満載されているのには、驚きを隠せません。
そんな驚きのスマートウォッチHuawei Band 9をレビューしているので、購入検討している人はぜひ参考にしてください。
- Huawei Band 9のメリット・デメリット
- Huawei Band 9の特徴
- Huawei Band 9と競合製品との違い
Huawei Band 9のレビュー
- ベルトの装着感が良い!
- 交換可能なベルトはBand8と互換性あり。
- AMOLEDで画面が明るい。
- バッテリーライフが長い!
- 5種類のカラーリング。
- 専用アプリが中国語ベース。
- 文字盤ストアの価格は、実は中国元。
- アプリの登録が困難。
- 操作性が悪い。
Huawei Band 9レビューの解説
ここでは、私がHuawei Band 9を実際に使用して、上記レビューの評価に至った経緯を解説しています。
ベルトの装着感が良い!
Huawei Band 9のベルトは、非常に装着感が良いのです。
Huawei Band 9では、フルオロエラストマー素材を採用しており、ソフトで肌に優しく、長持ちするというもの。
極端に安いスマートウォッチだと柔らかいプラを用いている場合があり、付けているうちに痛くなってしまうのだけれど、Huawei Band 9にはそれがありません。
スマートウォッチって1日中しているものだから、痛くなるのは嫌だよね。
交換可能なベルトは
Band8と互換性あり
標準で付いてくるフルオロエラストマー素材のベルトが、簡単に交換ができるようになっています。
ベルトの根本付近にあるボタンを押し込めば、ベルトが外れるのです。
しかも、前モデルであるBand 8と同じ大きさなので、Band 8用のベルトが使えるのが魅力的。
すでに、Band 8としてはサードパーティから色々な種類のベルトが発売されているので、安いスマートウォッチなんて言わせない!
激安のスマートウォッチでは、気に入ったベルトに交換できないものね。気に入ったベルトを探してみてね!
【Band9用レザーベルト】
【Band9用メッシュベルト】
AMOLEDで画面が明るい
メリットの1つである明るく高解像度のAMOLEDディスプレイ。
高解像度のAMOLEDディスプレイは色の鮮やかさと明るさを特長とし、屋外での視認性とエネルギー効率の良さを実現しています。
応答速度の速さと高いコントラスト比で、動的な色表現を実現するのがAMOLEDディスプレイです。
これにより、どんな環境下でもクリアな視界を提供し、バッテリー寿命を長くするのに貢献しています。
また、その薄型で軽量な特性が、スポーツや日常生活での快適な装着感を提供しています。
明るい場所でも見やすいのが嬉しいね。
バッテリーライフが長い
2週間も持続するバッテリー寿命は、充電の頻度を減らし、ユーザーが日常生活においてスマートウォッチをより活用できるようにしています。
これにより、健康データの連続的なトラッキングが可能となるので、バッテリー切れを気にすることなく、ユーザーは日常のあらゆる活動に集中できるようになるでしょう。
5種類のカラーリング
5種類のカラーリングとなっており、ホワイトはゴールドのベゼルでお洒落です。
ブラック・ブルー・ピンクはそれぞれの色のベゼルになっています。
イエローはちょっぴり安っぽい感じもしなくはないですが、ベルトを交換すれば、お洒落なスマートウォッチになりますね。
専用アプリが中国語ベース
これはHuawei社の全てのスマートウォッチに言えることなのですが、専用アプリ「Huaweiヘルスケア」がまだ中国語表記ベースなのです。
Huawei社に関して言えば、以前から、どのカテゴリーにおいてもアプリはあまりローカライズしない(したがらない?)印象が強いな。
日本語になっている所は良いのですが、殆ど中国語なので、中国語を理解していなければ、面食らってしまいます。
しかも、文字盤ストアに関しても中国語表記なので、気に入った有料の文字盤があったとしても、中国語表記なので敷居が高く、「やっぱ、やめた!」となってしまうのです。
Band 9とBluetooth接続する部分は、日本語表記なので問題ないのですが、アプリをフルに使わないと、本来のHuaweiスマートウォッチの良さが半分以上体感できなくなってしまうのではないかと思っています。
本当に日本市場を狙っているのであれば、これに関しては、早急に改善をお願いしたいところです。
改善お願いします!
▲接続に関しては日本語表記なので問題ない。
▲日本語の箇所もあるが、中国語表記の箇所が多いのは非常に惜しすぎる…。
文字盤ストアの価格は
中国元!?
文字盤ストアでは、有料のものがあり、金額が「¥」表記になっています。
¥13だった場合は、「えぇ、13円で買えちゃうの!? 安っ」と思ってしまうのですが、実はそうではありません。
Huaweiは、元々中国の会社なので、「Huaweiヘルスケア」の内容も大部分が中国国内向けになっています。
中国と言えば、お金の単位は、中国元なのですが、なんと「¥」という表記をする場合もあるのです。
¥13だった場合は、13元(約282円)ということになりますね。
ちなみに、Huawei Band 9の中国国内の価格は239元(約5,181円)に対し、日本国内の価格は7,200円。
ちょっぴり羨ましい気も。
アプリへの登録が困難
有料の物を購入する場合は、アプリに登録しなければなりません。
しかし、中国語が理解できなければ、登録すらままなりません。
文字盤でも無料のものは、登録しなくても、入手できるのですが、無料のものではあまりいいと思った物があまりない状況です。
「多彩な文字盤に変更できる」とメーカーでは訴求ポイントとしているのに、実に惜しいところです。
操作性が悪い
小さいのがBand 9のよい所ではあるのですが、画面が小さいこともあり、画面へのタッチ操作がしにくいというウィークポイントが。
本体の小ささを取るか、操作性を取るか。
難しいところですね。
Huawei Band 9の特徴
あっという間に充電できる急速充電対応
2週間もの間使用できるので、運動、仕事、旅行などにおいて、デバイスの充電を心配することがなくなりました。
長時間のアクティビティでも途切れることなく活動を記録し続けることができ、長期間の旅行にも最適です。
もし、電池が切れてしまっても、Huawei Band 9は急速充電に対応しており、45分でフル充電できるので、また2週間後まで使うことができるのです。
わずか5分の充電で2日使用できるとは…。まじかよ。
例え電池切れしても、お茶している間にすぐに復帰できることを意味しています。
毎日充電するのは面倒なのよね。うっかり持っていくの忘れちゃうし…。(プリプリ)
睡眠、ワークアウト、心拍数のモニタリングの利点
TruSleep 4.0とTruSeen 5.5技術を使用することで、Huawei Band 9は睡眠の質を向上させ、心拍数の正確な測定を実現。
これにより、ユーザーは自身の健康状態をリアルタイムで確認し、生活習慣の改善に役立てることが可能となっています。
「Huaweiヘルスケア」アプリと連携することにより記録でき、さらにはヒーリングミュージックを流すことができるので、寝不足の人は安眠できるようになるかも?
また、TruSeen 5.5により、ワークアウト中でも心拍数や血中酸素の測定、生理周期や妊娠可能な時期の予測が可能となっていますが、Huawei Band 9は医療機器ではないので、実際の値は目安ということになります。
TruSeen 5.5は、健康な個人の健康の増進を目的とするものであり、疾病の診断、予防や治療を目的とするものではないそう。
目安であっても、生理周期や妊娠可能な時期の予測ができるのは、女性としては嬉しいわ。体温計と一緒に使えば、さらに精度が上がるわね。
競合製品との比較は?
Huawei Band 9の競合製品はどのようなものか、優位性があるのか比較をしてみましょう。
商品 | 特徴 | 価格 | 重量 |
---|---|---|---|
Xiaomi Smart Band8 | ディスプレイが1.62インチ 1時間でフル充電 バンドの交換が可能 | 5,990円 | 27g |
Huawei Band 9 | ディスプレイが1.47インチ 45分でフル充電 バンドの交換が可能 | 7,200円→ 5,820円(5/26現在) | 14g |
ライバルとも言えるのは、同じく中国のメーカーであるXiaomiから発売されているSmart Band8。
Huawei Band8よりもディスプレイが少し大きく、さらに値段が安いとかなりライバルを意識した内容です。
しかも、バンドなどのアフターマーケットに関しても、Band9同様沢山の種類のものが発売されているので、人によっては、「Smart Band8でいいんじゃない?」という人も出てきそうです。
そういうことを知ってか、Huaweiが値段攻勢をかけてきており、5/26では公式サイトで1,380円引きセールを行っています。
そのため、5,820円とSmart Band8よりもほんのちょっとお手頃価格となって、買いやすくなりました。
重量の、14gと27gは殆ど大差がないと言えそうですが、フル充電時間が15分違っているので、Huawei Band 9が有利となっています。
また、類似商品がOPPOにあったものの、生産完了となり、現在不在のご様子。
この中国メーカーの仁義なき戦い、どうなるのでしょうか!?
Huawei Band 9は こんな人におすすめしたい!
Huawei Band 9は、どのような人におすすめできる製品なのでしょうか。
- 初めてスマートウォッチを使う人。
- ワークアウトに使える安価なスマートウォッチを探している人。
- 妊娠初期の女性。
- 寝不足気味の人。
初めてスマートウォッチを使う人には打ってつけと言えるでしょう。
Huaweiのスマートウォッチは、ワークアウトにも力を入れているので、エントリーモデルと言えども、使い勝手は折り紙つきです。
また、妊娠初期の人は、体温計で測りながら、妊娠可能な時期を調べている人もいますが、Band 9と組み合わせて使えば、さらに精度が上がるでしょう。
寝不足気味の人は、ヒーリングミュージックで癒されながら、睡眠改善していける。
AMOLEDディスプレイや2週間持続するバッテリーなど、Huawei Band 9は使い勝手の良さを前モデルよりも、さらに強化されています。
できる限り低価格で購入したい向きには、Huawei Band 9は選択肢に入れてもよいのではないでしょうか。
\エントリーモデルでも機能満載!/
※今回、華為技術日本株式会社様より画像撮影のため、本機を借用し、レビューを行っているが、レビューの評価には一切関係ありません。下流ブログにも関わらず、快くデモ品を貸与してくださった華為技術日本株式会社様に感謝!