イヤホンがスマートウォッチに入ってしまうという画期的なガジェットが発売されたのはご存じだろうか。すでに、先行で各メディアが新製品HUAWEI WATCH Budsのレビューを紹介しているが、今回、華為技術日本株式会社様よりHUAWEI WATCH Budsを借用する機会に恵まれたので、下流ブログである「ガジェット大魔王」でもビシバシとレビューしたい。
ガジェットライターからの視点で、単に「音がいい」とか「イヤホンが格納出来て超便利」とかいう提灯記事ではなく、実際に使用してみてHUAWEI WATCH Budsをあらゆる角度から鋭くレビューしたい。
【2024.5.6】残念ながら、このスマートウォッチ+イヤホンの面白ガジェットも発売終了となってしまった。持っている人は、大事に使ってほしい。
クラファンで人気のガジェットが一般発売!
最近、特に注目を集めているガジェットの1つは、スマートフォンメーカーであるHUAWEIの製品群。HUAWEIは他社にはない魅力的なスマートフォンを提供するだけでなく、日本市場にも多くのガジェット製品を送り込んでいる。例えば、女性層を狙ったおしゃれなFree Buds Lipstick(ディスコンになってしまったようだ)や、高音質で好評なFree Buds Pro2、ノイズキャンセリング性能を向上させたFree Buds 5iなど。
そして、5月18日にはHUAWEIが中国国内向けに新製品発表会を大々的に開催。その中にはi7 13世代を搭載したMate Book X Proや軽量なタブレットPCであるMate Pad Air、ダイビングウォッチとしても使えそうなHUAWEI WATCH 4 Pro、キッズ用スマートウォッチ、65インチ以上の大型ディスプレイVision、初のインクジェットプリンターPixLab V1など、非常に魅力的な製品が詰まっていた。もしHUAWEIが家電製品も展開すれば、総合家電メーカーとしても名乗りを上げることではないだろうか。今のHUAWEIは本当に勢いがある。
HUAWEI WATCH Budsのメリット・デメリットとは
- スマートウォッチは、動作時間は、使用条件にもよるが、想定されている通常使用で3日間は持つ。
- イヤホンは、充電端子であるリングが印象的で、イヤホンの形状が角が丸い四角形なので、4方向どの位置にあっても、必ず充電端子に当たるような仕掛けになっている。たまにありがちな充電できないトラブルが少なくなる。
- イヤホンは、全体的にスッキリした音質で女性ボーカルが際立つ。
- イヤホンが2cm位の大きさで、重さは2個で8gという超軽量。スマートウォッチに格納されていても、全く気にならない。
- アダプティブ・イヤーマッチング・テクノロジー(AEM EQ)という技術のためイヤホンの極性がなく、入れ間違いがない。
- スマートウォッチは、高級感がある。
- イヤホンはIP54防水でありながら、スマートウォッチは、ギミックの関係上、防水ではないため、手を洗う時などは、水が入らないように注意しなければならない。
- NFCが付いているらしいが、日本独自のFelica(おサイフケータイ)、あるいはFelicaの技術を使っているSUICAが搭載されていない。アプリもインストールされていないため、NFCを活かす場面がない。
- バンドがユーザー側で交換できない。
- 綺麗すぎて、とにかく手垢が付きやすい(;^o^A
スマートウォッチにイヤホンが入る!? 嘘のような本当の話
HUAWEI WATCH Budsは、スマートウォッチに驚くべきイヤホンを収納できる画期的なギミックを搭載。ウォッチのケース径は47mmで、1.43インチのAMOLEDディスプレイを備えたやや大きめのスマートウォッチだ。大きさや円形のデザインにより、違和感を感じることなく装着できる。
この驚きのギミック、イヤホンがウォッチに収納できる仕組みは、ウォッチ本体にあるボタンを内側に押し込むと、ポップアップディスプレイが少しだけ開くようになっている。
このポップアップディスプレイに、イヤホンがマグネット吸着されており、簡単に取り出すことができるのだ。さらに、イヤホンをしまうときはディスプレイの裏にくっつけることが推奨されており、充電も行われる。スマートウォッチとイヤホンが1つになるため、イヤホンケースを持ち歩く必要がなく、手ぶらで快適に使用できるのが魅力的。
しかし、『これどうやって操作するの??』と心配してしまうご同輩もいるだろうが、ご心配なく。竜頭(プッシュボタンを兼ねる)とディスプレイタッチで操作を行うのだ。これで充分。
ポップアップディスプレイが開く!新しいガジェット誕生!!
手前にあるボタンを内側に押し込むようにして押すと、ポップアップディスプレイと呼ばれるディスプレイが(少し)開くようになっている。精密な回転軸設計によるものだ。マグネット吸着でディスプレイの裏側にイヤホンが付いており、簡単に取り出せるという楽しさと便利さがマッチしたデザインになっている。
イヤホンをしまう時は、HUAWEIサイトの動画にあるようにポップアップディスプレイの裏にくっつけるのを推奨している。イヤホンを格納すると、チャージも行ってくれるというお手軽さもいい。
いつもなら、スマートウォッチとイヤホンを別々に持ち歩かなければならず、イヤホンケースを入れる場所に困ることがあるけれど、2in1になっているHUAWEI WATCH Budsならイヤホンケースなんて要らない。イヤホンがスマートウォッチに入るのだから、手ぶらでOKなのだ!
この開放感がたまらない!何で今までこんなに便利な物がなかったんだろう。ジョギングをしている人なら、この便利さが分かるのではないか。
HUAWEI WATCH Budsへの品質の拘り
HUAWEI WATCH Budsは、品質にもこだわって作られている。ウォッチケースには焼きを入れることで強度を増し、頑丈さを実現。
また、ディスプレイにはクラッシックなデザインの3Dカーブドガラスが採用されており、高級感を漂わせている。更に竜頭には宝飾品でよく用いられるクルードパリ加工が施されていて、高級感に満ちている。
さらに、バンドには天然のフルグレインレザーが使用されているため、手にしたときの質感も素晴らしい!
また、デフォルトで表示される文字盤はデジタル表示ではなく、針の文字盤が採用。ディスプレイのガラスも美しく、高級感が溢れる仕上がりとなっている。HUAWEI WATCH Budsは、スマートウォッチとしてだけでなく、高級腕時計としても見られるだけの出来栄えだ。
高級感漂うHUAWEI WATCH Budsは、ポップアップディスプレイを開けてイヤホンをしまえるギミックに高級感をプラス。高級感に実用性を兼ねており、高価格帯の次世代スマートウォッチはこうなるというHUAWEIの答えではないか。
本体に高級感があっても、箱がチープではお粗末になってしまうが、その点も全く問題ない。
綺麗な箱をちゃんと写しきれないのが残念な所だ。黒地に金色のシボが施されており、早く箱を手に取って、開けたくなるほど凄くワクワクしてしまう。是非1人でも多くの人にこのワクワク感を体感してもらいたい。
初期設定はアプリが必要
HUAWEIのイヤホンは、初期設定に「HUAWEI AI Life」というアプリが必要になるが、WATCHは「HUAWEI Health」というアプリが必要。今回は、WATCHとイヤホンがあるので、どうなるのだろうと思っていたら、ご多分に漏れず、「HUAWEI Health」の方だった。
初めてインストールで設定する場合、HUAWEI IDが必要になるので、注意!
「HUAWEI Health」のインストールが終わったら、HUAWEI WATCH Budsの登録(ペアリング)が必要になる。「HUAWEI Health」アプリを起動した際に出る初期画面の上にある追加をタップして、指示通りペアリングしてほしい。
ペアリングできると、イヤホンの設定もできるようになる。「イヤーチップの適合テスト」を使うと、音の出始めで違和感があるものの、一応チェックはできているようなので、問題なさそう(今後出るであろう更新ファームウェアに期待)。
内蔵イヤホンは小型軽量!
HUAWEI WATCH Budsは、どちらかというと母艦であるウォッチに目が行ってしまいがちだ。何となく、イヤホンはおまけの様に見えなくもない。実際、HUAWEI WATCH Budsを手にすれば、それは明らかに間違いであるのを痛感するだろう。
特徴としては、今までのイヤホンとは異なり、筒状になっており、耳栓にも見えなくもない。イヤホンの重量は、1個当たり約4gと軽い! 2個で8gしかない!?
スマートウォッチに格納しても、全くと言っていいほど重さは感じない。
HUAWEI Free Buds Pro2やFree Buds 5iと比べても、いかに小さいか分かる。
2つのイヤホンは同じ形となっているのが気になるだろう。同じ形なので、L/R入れ替わっちゃうじゃないかと思うに違いない。おいらも実物を見るまではそう思ってた。
HUAWEI WATCH Budsのイヤホンには、アダプティブ・イヤーマッチング・テクノロジー(AEM EQ)という技術が採用されている。
通常ならL/Rを気にしなければならないのだけれど、例えイヤホンが入れ替わってもノープロブレムなのだ。L/R入れ替えたイヤホンを、一旦ウォッチに入れて、再度取り出す。Lchにベースの音が出てくる曲で聞いてみると…おぉ、本当だ。入れ替えても、L/Rが入れ替わってない。何なんだこれは! 不思議な体験だ。ビックリするではないか。
気のせいだと困るので、iPhoneのアプリであるTone Generatorを使って、音をL/Rに振ってみて、チェックしてみても、やはりL/Rは入れ替わらず、ちゃんと正しく認識できているではないの。
おいらみたいなズボラさんには、ピッタリだと思う。
スマホアプリ、またはウォッチの設定に「左右の自由入れ替え」というメニューがあって、それには「頭を若干下げると~」との記述があり、ウォッチに入れなくても左右の入れ替えができるらしいが、残念ながらおいらには使いこなせなかった。
まぁ、一旦ウォッチに入れるのは手間ではないので、極性を変える場合はウォッチに格納する方法でもよいかと。
平面振動板ドライバーで全帯域をカバー
「ふーん。便利そうだけど、音は良くないんでしょ?」そうおっしゃるあなたは甘い!!
音に関しては、Free Budsシリーズで鍛え上げた技術力を漏れなく投入している。目玉の1つである、音を鳴らすためのドライバーだ。
最近流行りの平面振動板ドライバーをHUAWEI WATCH Budsに惜しげもなく搭載している。
Free Buds Pro2では、高音域を担当させるためにマイクロ平面振動板ドライバーを使っていたが、今回はオーディオの全帯域をカバーするのに使っている。
長年幅広く使われているダイナミック型は、中心にコイルが接着されており、音の強弱により振動する。構造上、どうしてもコイルが接着されている分、音が震える面積が小さくなりがち。
そのため、中心よりも端の方が振動することになる。高音域はよいのだけれど、低音域は膜の面積が小さくなる分、音波が膜に乗りづらくなり、ドライバーの径が大きくないと低音域が出にくいと言われているのは、このためだ。
一方、平面振動板ドライバーは、マグネットで前後をサンドウィッチされている構造になっており、膜全体が振動している。そのような特殊構造により、広い周波数帯域での歪みが非常に小さいドライバーが実現する。
平面振動板ドライバーを使うことにより、幅広い音域で高い解像度を実現。音源により近く、クリアで歪みの少ない音を実現しているのだそう。
また、ユーザーの耳の形や装着状態、音量を自動的に検出して、音をリアルタイムで調節。アクティブノイズキャンセリング機能もあり、とにかく音がよくて賢いイヤホンなのだ。
試聴するとイヤホンはスッキリした音質
平面振動板ドライバーは、Free Buds Pro2で経験しているが、Free Buds Pro2の物はあくまで高音域の引き立て役だった。平面振動板ドライバー単体の物を聞くのは、おいらは初めて。
比較に手持ちのFree Buds Pro2とFree Buds 5iを使ってみた、あくまでおいらの感想を述べたいと思う。テストは、Amazon Music Unlimitedを使用。
【Ultra HD(24bit/96kHz)】エレキのディストーションを利かせているサウンドでノリのいい曲。曲の真ん中辺りでギター演奏があり、ディストーションビシバシ響き渡るのだけれど、流石、平面振動板ドライバー。FreeBuds Pro2は、デュアルドライバーのため、低音域・高音域としっかり分離していているので、綺麗に再生し、ギターとドラムが主張しあっているのだけれど、ディストーションの高音域成分の「シャー」という音が耳に付く所があると前のアーティクルにも書いた(基本波よりも、高調波の方が少々目立つ)。
平面振動板ドライバーのWATCH Budsイヤホンは、シングルドライバーなので、変に高音域の音が主張しておらず、ディストーションの響き方も自然らしく心地いい。ギターのピックが弦を滑る音もはっきりと聞こえる。
以前のアーティクルで、FreeBuds5iの方がディストーションに迫力あると書いているが、WATCH Budsイヤホンは全体的にシャープな音と言った所か。三種三様、本当に好みに分かれそうだ。
【ドルビーアトモス】音の広がり感があり、没入できるドルビーアドモス。FreeBuds5iも健闘しているが、FreeBuds Pro2は、ドルビーアトモスだけではなく、Ultra HDにおいても、低音域がいい感じに出ている。出だしのAdoのスカっとした歌声にはピッタリ。
デュアルドライバーは反則では!? と以前のアーティクルで書いているが、WATCH Budsイヤホンは、高音域のスッキリシャッキリ感はそのままで、ドラムの音がテンポよくいい感じに聞こえる。
おぉ、そう来ましたか。
【ドルビーアトモス】ドルビーアトモスで聞いてみる。Butterの始めあたりのドラム+BTSの甘い歌声を聞いた場合、すっきりしゃっきりしているFree Buds Pro2の方が感じよさそうだ。
とは言っても、WATCH Budsイヤホンも高音域の響き方は、FreeBuds Pro2に負けていない。FreeBuds Pro2よりも低音域控えめのFree Buds5iと比べても、低音域は控えめに感じる。
【Ultra HD(24bit/48kHz)】やはり女性ボーカルとFreeBuds Pro2はマッチしている感じ。水樹女史のビブラートが綺麗に聞こえる。シンセの音もいいね!FreeBuds5iも大健闘!ドラムの音のバランスが絶妙…ここまでは、以前のアーティクルで書いた通りだが、WATCH Budsイヤホンも高音域の響き方はいいが、やはり低音域は控えめに感じる。
【HD(16bit/44.1kHz)】HDしか使えないのが残念ではあるけれど、同じアーティストなので、感想は同じになってしまうのは、ご容赦!感想は一緒で、WATCH Budsイヤホンも高音域の響き方はいいが、やはり低音域は控えめに感じる。
WATCH Budsイヤホンは、全体的にスッキリした音で平面振動板ドライバーの威力なのだろう。ちょっぴり低音域が出ていないのは残念ではあるけれど、WATCH Budsイヤホンはスッキリさを重視したのではないか。
Free Buds 5i/Pro2と比較してみたら、WATCH Budsイヤホンはちょっぴり低音域は控えめではあるけれど、逆にそれが高音域のスッキリ感を際立たせているのかも。女性ボーカルにはピッタリ。
Free Buds Pro2とFree Buds 5iとは、一線を画すイヤホンだ。
比較をしたので、低音域が出ないとか何だとか書いているが、比較さえしなければ、これはこれでありではないかな。逆にこの大きさでこれだけの音で鳴らせれば、もはやご立派だ。
とは言え、HUAWEI WATCH Budsのイヤホンの装着にはコツがいる。耳栓をするように装着。ちゃんと、装着できていないと、他のイヤホン同様、より低音域が出てこず、音楽が楽しめなくなってしまうんだよね。
スマホアプリを使えば、音質が変えられるようになっており、サウンド効果を「低音強調」をすると、Free Buds Pro2/5iのデフォルトほどではないが、ちょっぴり低音域が上がっていく。
HAUWEIのイヤホンであるFree Buds Pro2/5iでもそうなのだけれど、イコライジングは、低音強調しても控えめなジェントルな感じに仕上がっている。
料理に例えるなら、ちょっぴり塩コショウを足して、丁度いい塩梅に味変した感じとでも言おうか。
5/24に行われたHUAWEI新製品発表会(上)で紹介されたHUAWEI WATCH Budsイヤホンの全貌が明らかに。長さ2cm位しかないスペースに電子パーツを実装しているHUAWEIの実装技術の高さに皆が驚愕した。
ジェスチャーコントロールは耳をトントン叩く
ジェスチャーコントロールは従来の機種でも用いられているが、HUAWEI WATCH Budsは、もっと革新的なジェスチャーコントロール機能を搭載している。
イヤホン本体だけでなく、耳介や耳の前の部分に触れるだけでタッチ操作ができるようになったのだ。ダブルタップで電話に出る・切る、音楽を再生する・一時停止、トリプルタップでノイズキャンセリング機能のオン・オフが可能。ジェスチャー操作の割り当ては、「HUAWEI Health」アプリでカスタマイズ可能だ。
誤操作防止のためか、2回タップした時だけ、小さい音で2回ビープ音が鳴るようになっている。本体が小さいので、耳をタップするという方法を取ったのだろう。時々、失敗することもあるけれど、本体を操作するイヤホンですら、時々失敗するので、ドンマイだ。
ウォッチは驚異の3日間動作!
スマートウォッチに欠かせないのが充電。最近のスマートウォッチは大抵ウォッチの裏に充電用クレイドル(コイル)をくっつけて充電するワイヤレス充電が殆どだけれど、HUAWEI WATCH Budsもご多分に漏れず、ワイヤレス充電だ。
ちゃんと、専用の充電用クレイドルも付属しており、不便さは感じない。
ちなみに、Apple Watch用のクレイドルは使えないので、ご注意を!
この充電クレイドルでフル充電すると、スマートウォッチは、驚異の3日間動作するのだ。こりゃ凄い!スマートウォッチって思いの外動作時間が短くて、毎日充電しなければならないというイメージがあるので、2日間充電忘れても、充分使えるということですな。
実際使ってみると、普段使いのスマートウォッチは、朝に充電しても夕方には半分以下に減っているのに、HUAWEI WATCH Budsのスマートウォッチは電池残量に余裕があるのだ。偽りがないことが分かる。
つまり、少し充電するだけで、100%まで回復するので、忙しい朝にもピッタリ。
ちなみに、イヤホンは、フル充電すれば、ノイズキャンセルONで音楽再生約3.0時間(通話約2.0時間)、ノイズキャンセルOFFで約4.0時間(通話約2.5時間)と最近のイヤホンの平均値位の動作時間だ。よく長時間云々とはいうけれど、流石に長時間イヤホンをしていたら耳がおかしくなりそうなので、休憩を挟むという意味では、音楽再生3時間という線は妥当ではないか。
運動・健康管理のモニタリング機能も抜かりなし
5/18に中国で行われた新製品発表会でも、HUAWEI WATCHを使った運動・健康管理を推していたけれど、やはり日本市場でも製品特長の1つとしている。
HUAWEI WATCH Budsでは、下記のようなモニタリングが可能だ。
- 科学的な睡眠測定
- スマートな心拍数モニタリング
- 血中酸素レベル測定
- ストレスモニタリング
心拍数などは、他のスマートウォッチでもできるが、血中酸素はコロナに掛かってしまった際、パルスオキシメータで測ったことがある人もいるかも知れない。それがHUAWEI WATCH Budsでモニターできるのだ。
コロナウイルスは、インフルエンザ同様第5類となってしまったため、掛かってしまったら、今までのように何でもかんでも補助してもらえるなんてことはないのだ。
自分の身は自分で守らないと。
健康も同様だ。自分で管理しないと、誰も守ってはくれない。健康管理ができるスマートウォッチを持っていれば、自分で健康管理するきっかけとなるだろう。
ちなみに、ストレスモニタリングとは、アプリ上で質問に答えていく内容(ストレスチェック)だ。
HUAWEI WATCH Budsの主な仕様
●ウォッチ 47 mm × 47.5 mm × 14.99 mm
※14.99 mmは、スマートウォッチの最薄部の厚さ(センサー部を除く)。
●イヤホン 21.8 mm × 10.3 mm × 10.3 mm
※イヤホンの長さは、Mサイズのイヤーチップを含む。
●イヤーチップ L、M、S(Mサイズは本体イヤホンに付属)
140~210 mm
●ウォッチ 約66.5 g(ベルト含まず)
●イヤホン単体 約4 g(Mサイズのイヤーチップを含む)
●サイズ 1.43インチAMOLED カラースクリーン
●解像度 466 × 466, PPI 326
ステンレススチール
22 mmレザーベルト
●6軸慣性センサー(加速度センサー、ジャイロセンサー)
●光学式心拍センサー5.0
●環境光センサー
●ホールセンサー
●静電容量センサー
●骨伝導コンポーネント(VACC)
●竜頭(押す動作はサポートするが、拡大・縮小やリストのスクロールなど、回転に基づくインタラクションはサポートせず)
●カバーオープニングボタン
ワイヤレス充電
●Android 7.0以降
●EMUI 12.0以降
● iOS 9.0以降
イヤホンのみIP54
●GPS
●Bluetooth
●NFC
0°C ~ 35°C
9V/2A
●通常使用の場合:約3日間
●フル充電したイヤホンの使用時間
ノイズキャンセリング機能OFF:音楽再生約4.0時間/通話約2.5時間
ノイズキャンセリング機能ON:音楽再生約3.0時間/通話約2.0時間
●イヤーチップ×2(Lサイズ・Sサイズ各1セット、Mサイズは本体イヤホンに付属)
●充電クレードル付きUSBケーブル×1
●クイックスタートガイド×1
HUAWEI WATCH Budsで新しい生活習慣を
これらの特長を持つHUAWEI WATCH Budsは、スマートウォッチとしての機能だけでなく、高級感あるデザインと高音質イヤホンの組み合わせにより、ユーザーに満足を与える製品となっている。スマートウォッチとイヤホンを一つにすることで、便利さと使いやすさがさらに向上していることがわかるのではないだろうか。
今後もさらなる進化が期待されるHUAWEI WATCH Buds、きっと多くのユーザーに愛されることだろう。
公式HUAWEI STOREで扱っているので、是非手に取り、至福の時を味わってもらいたい。
※こんな下流ブログにも関わらず、快く取材協力いただいた華為技術日本株式会社に謝辞を述べたい(画像の一部は、HUAWEIのサイトより引用。華為技術日本株式会社了承済)。同社よりデモ品を借用し、レビューを行っているが、レビューの評価には一切関係ないことをお断りしておきたい。
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