初代sesameをsesami4に変えた

この記事を書いた人(きのぴぃ)
部品メーカー広告宣伝記事・電気系の雑誌や無線雑誌の元ライターをやってました。
以前よりガジェット集めをやっており、本業(電子機器メーカー勤務)の知見を活かしたレビューが得意です。
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スマートロックが登場して10年近く経とうとしているけれど、登場した時はあまりよく分からない物という認識だったのが、段々と認知されていき、今ではなくてはならないものと言えるだろう。

本アーティクルは、2021年においらはSESAME4に買い替え、使っていたのだけれど、その際ガジェット大魔王(本館)でレポートしたものをリライトしたものだ。

目次

初代sesameは大きい・高い

つい最近まで初代sesameを使っていた。これを購入する当時は、まだQrioとsesameしかなかった。
色々悩んで、万一鍵に合わなかった際、アダプターを作ってくれるらしいので、sesameにしたという経緯があった。

しかし、初代sesameの大きいこと大きいこと。もう少し小さくならないかな…と思っていた。Qrioもそうだが、値段は結構する。
でも、Qrioはスマートだから、sesameは失敗かな…と。

 結構デカいな。やっぱ。

時は経ち、たまたまQrioの初代も使うようになり、Qrioの悪い所も分かってきた。
両面テープが貧弱なのもそうだけれど、それ以外にも、アプリで登録作業をする際、付属の用紙が必要になる。これがないと、アプリが全く使えないのだ。

これには、参った!!

sesame4は格安!

初代sesameはIFTTT連携できるので、LINE notifyを使って、鍵の開け閉めが分かるようにしていた。
調子が悪い時もあったけれど、結構重宝していた。しかし、つい最近IFTTTが全く使えなくなってしまったのだ。
ネットからキーの操作ができるので、sesame側はOK。もしやIFTTTに変更があったのかと思ってしまった。もしかすると、新しいsesameに変えたら、また使えるようになるかな…と新しいsesameを買うこととなった。

現在、発売されているのは、sesame4というもので、お値段は何と!5,478円と格安。
sesameのサイトにある通り、企業努力(?)で新製品になるたび価格が下がっている。今だけの特価なのかどうかが分からないが、SwitchBotから来月発売される予定のスマートロックよりも安い。しかも、小さい。

こんな感じ

うちは、鍵が2個あるので、つい2個+WiFiモジュール1個も買ってしまった。初代sesameを買うよりも安く済んだのが嬉しい。よかったので、更に実家用にもう1セット追加オーダーした次第。

取扱説明書に要注意!

取扱説明書と実機を見比べてみると、途中で変更があったようで、細かい所が変更されている。
まず、貼り付けるための両面テープ。Qrioなんぞは、しっかり押さえつけても、時間が経ったら落下してしまったが、初代sesameは、特に両面テープが剥がれることもなく、今に至っていた。
sesame4は、当初、引っ張れば外れる物を使っていたようだが、貼り付け強度の問題があったのか、別のものに置き換わっていた。

次に、取り付け金具。取扱説明書よりも穴数が増えていた。細かい間隔で穴が開いているので、ベストポジションが狙えそう。
取扱説明書の写真と違うのはいただけないが、付けやすくなるように、しかも、剥がれないようにという配慮したのだろう。

キャンディハウスは、ユーザーからの意見があれば、すぐ製品に取り入れる社風があり、この辺は非常に好感が持てる。

位置が決めやすくなった

上に書いているが、

取り付け金具の穴が細かく開いていて、取っ手を挟む寸法や高さなどが微調整できるようになり、初代sesameよりも設置しやすくなっている

ただ、ネジが、精密ネジなので、なくしやすい。ネジを取り付けるための小さなドライバーも添付されているけれど、不器用な人は、市販されているドライバーの方が使いやすいかも。

それと、

ディンプルキーの周りにフィットするようにしたのか、金具の淵が丸くカットされている

うちの場合は、ジャストフィット、いやシンデレラフィットだった。マニュアルや付属品の類が一切なかった初代sesameと比べると、こういった細かい配慮が嬉しい。

細かい点だが、

金具の淵が丸くカットされているのもいい

これは、取付位置を決めるのに、大いに役立つからだ。

アプリは使いやすくなった

操作するアプリは、sesame3・4は共通になっている。sesame OSなるものがsesame3から搭載されたからだ。

そのため、

sesame3からIFTTT連携ができなくなってしまった

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン 知らずに買っちまったよ…。
とは言っても、IFTTTが使える初代sesame・sesame miniは、今では中古でしか入手できないしな。うちは、IFTTT連携してLINEで子供の帰りを確認していたのよね。
まぁ、仕方がないか…。

気を取り直して、アプリにsesame4を登録作業をしたのだけれど、Bluetoothの電波が近いのか等いのかを自動判定してくれて、もう少し、近づいたらいいかが分かる。アプリへの登録は、すごく簡単になった。

それだけではなく、登録の際、認識しやすくなったような気がする。初代sesameの方、何せ、気まぐれで認識しにくい時があったのだ。
これなら誰でもセットアップできるのでは。

2個の鍵はいっぺんに開けられない

最近の日本の戸建ては、鍵が2個あるのがスタンダードとなりつつある。そうなると、スマートキーが2個いることになる。日本生まれのQrioの場合は、初めから2個動かせるようになっているが、sesame4はどうなんだろう。

sesame4は、複数個の鍵がアプリへ登録できるようだけれど、残念ながら一辺にスマートキーを開けることができなかった。
一つ一つボタンを押さなくてはいけないなんて結構面倒かも。

色々考えたら、iPhoneにはショートカットなるアプリがあり、そいつを使うとワンプッシュで2個のsesame4を順番に開け閉めできるようになった(Androidは同じアプリがあるのかは分からないけれど…)。

 ショートカットで2個動作するように設定してみた

実際に使うと、本当に便利だ。たまに、sesame4がズッコケて片側が開かなかった時もあったが、鍵を持ち歩いているし、その時は潔くsesameアプリを操作すればよいだけなので、ま、ドンマイ…という感じだ。(;^o^A
アップルウォッチで同じことをやっている人もいて、やはり外す(失敗する)時もあるよう。ファームウェアの改良に期待!

結論としては、今までは、スマートキー1個とWiFiを揃えるのに、2万円以上かかったから今の安い値段ならば絶対買いだ。この価格(5千円台)はライバルもいないし。
ただ、いきなり売り切れになったり、新製品になったりするのが心配な所。

※現在は、SESAME4を高性能化し更に安くなったSESAME5が登場している。

\早い・安い・うまい 3拍子揃ったスマートロックSESAME5/

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