絶縁耐圧試験機の電圧計

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デジタルテスターでも注意が必要!

前のアーティクルでデジタルテスターの件をお話しましたが、その続きのお話をしたいと思います。

デジタルテスターは、便利な物ですが、物によっては600Vまでしか測定できないものがあります。1000Vの試験電圧を掛ける場合は、必ず1000Vまで測定できる物を入手してください。

10000円前後と書きましたが、それはあくまで業者価格で入手されるケースです。通常ルートの場合は、20000円コースとなりそうであることも併記いたします。

試験電圧によっては、1000Vまで測れるデジタルテスターでも測れないケースも。そのような物は、高電圧を測定できる交流電圧計がありますので、それを利用することになります。
しかし、それなりの精度を持つ交流電圧計の新品は、絶縁耐圧試験機よりも高価であるケースもありますので、それならば、中古ではなく、新品でデジタル表示の絶縁耐圧試験機を購入した方が安く済む場合もあります。

デジタル表示の絶縁耐圧試験機はお勧め!

デジタル表示の絶縁耐圧試験機(菊水やHIOKIなど)は、電安法のことを考慮してか、1.5等級と精度をよくしています(製品のグレードによる)。
後々のことを考えると、お買い得感はあります(メーターも付いていますが、メーターはおまけのような物なので、デジタル表示と比べると、精度はイマイチです)。
絶縁抵抗を測らない向き(耐圧試験機)であれば、交流電圧計よりも安価な場合もありますので、ご予算に応じてご用意されてください。

商売道具は、しっかりとした物を選びたいですね!

こちらに絶縁耐圧試験の法的な注意事項の記事がありますので、併せてご覧ください。

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