PLCを使って、色々なことにチャレンジしてみようという企画。第1弾の動画が完成いたしましたので、YouTubeで公開しましたので、是非ご覧ください。
登場するPLCは、オムロンのCP1E型の中でも、入出力数が多く、RS-232Cシリアルポートまで付いているという ちょっぴり贅沢なN30型(トランジスタ)というものです。
N30には、半固定抵抗が2個付いており、それを回して、お手製の7セグLED治具の表示を変化させてみました。2個の半固定抵抗の値は、アドレスA642とA643にそれぞれ格納されます。
これだけのものであれば、凄く簡単なプログラムでできてしまったので、ラダー言語も捨てたものではないなと思っております。ニモニックで表示させても、意外と行数は少なく簡単でした。
半固定抵抗からの値を7セグのデータに変換し、それを出力ポートのアドレスに転送するだけ。感のいい方なら、すぐできちゃいますね。皆さんへの宿題の意味を兼ねていますので、「答えを教えてくれ」はなしですよ!
同じことをワンチップマイコンでやらせようとすると、C言語で考えると多分…
- 半固定抵抗から出てきた電圧をA/D変換する。
- A/D変換をした値をif文などを使って16パターンの表示処理のいずれかに振り分ける。
…なんて処理になるのでしょうかね。結構な行数になるかと思います。
使うマイコン、7セグの個数によっては、ダイナミック表示することになり、更に大変かも。とは言っても、PLCで7セグLEDのダイナミック表示なんてできるのでしょうかね。まだ、実験していないので、分かりませんが、外付け回路+処理をうまく考えればできるかも?課題として、いずれチャレンジしてみたいと思います。