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この記事を書いた人(きのぴぃ)
部品メーカー広告宣伝記事・電気系の雑誌や無線雑誌の元ライターをやってました。
以前よりガジェット集めをやっており、本業(電子機器メーカー勤務)の知見を活かしたレビューが得意です。
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今まで知っていたゲームの世界が、これからさらに広がりを見せることだろう。Alienwareという名前を聞いたことがない方もいるかもしれないが、この記事を読めばその革新的な魅力に引き込まれること間違いなし。
1996年、ただのゲーム愛好家だった二人の友人が、市場に存在しない理想のPCを作り出す夢を追い求めた。その夢が今やAlienwareという名のブランドとして、多くのゲーマーの心を掴んでいるのだ。エイリアンやUFOに対する彼らの興味が生んだ独特のデザインは、まるで宇宙から来たかのような神秘的な魅力を放つ製品ラインナップを生み出している。
そして今、そのAlienwareから新たな逸品、AW510Hが登場!このヘッドセットはただのゲーミングヘッドセットではない。音楽を聴く際の邪魔にならない収納可能なマイクや、長時間でも耳が痛くならない快適な設計が、ゲームだけでなく音楽鑑賞の時間までも豊かに彩ること間違いなし。
この記事を通じて、Alienwareの世界観に触れ、AW510Hの高性能と快適性をレビューしたい。今までとは一味違う、新しいゲームの世界が始まる。
Alienwareの歴史について
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Alienware(エイリアンウェア)についてご存じない人もいるかと思うので、まずは同社の説明したい。
Alienwareは、1996年にアレックス・アグイラとネルソン・ゴンザレスという二人の友人が自宅の地下室でカスタムメイドのPCを作り始めたのが始まり。彼らは、当時の市場に満足できないほどゲームに情熱を持っていたので、カスタムメイドのPCは人気があったよう。
彼らは、エイリアンやUFOに興味があったので、そのテーマに沿ってPCの名前やロゴを考えた。そこから、Alienwareというブランドが誕生した。
Alienwareの特徴は、高性能なハードウェアと独自のデザイン。AlienwareのPCは、最新のCPUやGPUなどを搭載し、高画質や高速な動作を実現。また、AlienwareのPCは、通常では四角基調のPCが殆どだが、エイリアンや宇宙船をイメージした斬新な外観を持っている。特に、Alienwareのロゴや電源ボタンは、エイリアンの目を模したもので、光る効果があるという。これらの特徴は、ゲーマーにとって魅力的、かつ神秘的なものと言える。
2006年3月22日DELLによりAlienwareが買収がなされ、今に至る。
Alienware AW510Hの仕様
AW510Hの主なスペックは、次の通りだ。
・USB&アナログ接続両対応ワイヤードタイプ
・サラウンド:7.1chバーチャルサラウンドサウンド再生対応
・接続インタフェース:4極3.5mmミニピン×1(※アナログ接続時),USB(※USB DAC利用時)
・搭載ボタン/スイッチ:ヘッドフォン音量調整ボタン,ミュートボタン(インラインリモコン)
・公称本体サイズ:216.7mm(W)×104.2mm×(D)×202mm(H)
・公称本体重量:370g
・周波数特性:20Hz~40kHz
・インピーダンス:32Ω
・出力音圧レベル:107dB
・スピーカードライバー:ダイナミック型(密閉型エンクロージャ)
・周波数特性:100Hz~10kHz
・感度:-40dBV
・S/N比:60dB
・ノイズキャンセリング機能:あり
※ヘッドホンは、特にハイレゾ対応と謳っていないが、上限周波数を40kHzとしているので、ハイレゾ対応と言ってもよいのでは。
コードを付け替えられ2Wayで使えるヘッドセット
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コードを付け替えればUSB対応にも
AW510Hは、コードを付け変えると普通のヘッドセットになるだけでなく、専用DAC付コードを付けると、USBヘッドセットになるスグレモノ。変換ケーブルを作成すれば、専用DACは使いまわしできそうだが、ヘッドセットに最適化されているので、あまり期待はしない方がいいだろう。
ゲーミングヘッドセットでも音がいい
以前のヘッドセットはどちらかというと通信用だったため、音質はイマイチだったものの、ゲーム用ヘッドセットが普及するのに伴い、ゲーム用でも高音質化の波が。
AW510Hのヘッドホン部の周波数特性は、20Hz~40kHzとなっている。「Hi Res」表示はなかったものの、巷で言うハイレゾ対応ってヤツなのだ。ヘッドホンとしての音だって抜かりない。
ヘッドホンは長時間掛けていると耳が痛くなってくるものも存在する。音が良くても、耳が長時間掛けていられなくなるのはかなりのマイナス点だ。今までのヘッドホンにないこの宇宙を彷彿とさせるかのようなフォルム。長時間掛けていられるので、最近ではもっぱらAW510Hで音楽を聴く機会が増えた。長時間掛けれれるのはいいね。
マイクは収納可能でノイズキャンセル付
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マイクは、収納できるため、音楽を聴いている時は邪魔にならない。こういった配慮も嬉しい。
マイクはノイズキャンセルがあり、テストのため、AdobeのPremiere Proで録音してみる。USB DACボックスでUSB接続してみたが、他のマイクでは入ってしまっている周辺の低域ノイズが抑えられていて、音声が聞きやすい。
Alienware AW510Hのメリット・デメリット
【メリット】
【デメリット】
気になる人は気になるかも。ただ、このすこぶる装着感を出すには、皮脂汚れはある程度仕方がないのではと思う。気になる人は、アルコールが入っていないウェットティッシュで拭くといい。
もっと他にデメリットがないか粗探ししたが、これ以上はなさそうだ。それだけ抜かりなく作られている証拠なのだ。
装着感抜群!痛くならないヘッドセット
他社のものは、ヘッドバンドなるパーツに金属のバネっけのある物を使っており、時間が経つと、耳が痛くなってくるということも。だが、AW510Hは違う。今までに経験したことのない装着感だ。
- 合成皮革製の快適なイヤーカップ
- クッション性のあるヘッドバンドと快適にフィットするイヤーパッド
- 形状記憶、スポーツ ファブリック、合成皮革の技術を融合させて最適な冷却効果と快適さを提供する一方で、象徴的なAlienware Legendデザインが、露出のないエクステンダーと伸縮式ブームマイクによる一体感のある美しいアウトラインで、スタイリッシュな外観を実現
そんな文言がメーカーサイトに書いてあったが、要は快適であるということですな。
そんなわけで、ボイスチャットする際、最近はこのヘッドセットしか使ってない。
音楽を聴いても、悪くないし、流石Alienwareがリリースしているゲーミングヘッドホンだ。これだけ快適ならば、ゲーム配信で使ってもいいんじゃないだろうか。
イヤーカップ(イヤーパッドというメーカーもあり)は、地肌に直接当たる所は、布になっており、フェイクレザーは地肌に当たりにくい場所に使われている。フェイクレザーと布を丁寧に縫っているのも見逃せない!
地肌に当たる所にもフェイクレザーが使われていると、使っているうちに段々とボロボロになってしまい、そのカスが耳に付いたりして、気持ち悪かったりするので、この点もユーザーファーストというべきだろう。
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コードが付いているのがうっとおしい時もあるので、ワイヤレスで使えるシリーズを是非リリースしてほしいね。何せ装着感が快適なのだから。是非この装着感を体感してほしい。
\快適な装着感 ALIENWARE AW510Hをチェックしよう!/