高性能なワイヤレスヘッドホンが欲しいけど、高価なモデルには手が出せない…」そんなあなたにおすすめしたいのが、今回紹介するEarFun Tune Proです。
手頃な価格ながら、ハイブリッドノイズキャンセリング(ANC)、最大120時間のバッテリー持続、デュアルダイナミックドライバーといったハイエンドモデルに匹敵する機能を備えています。
本記事では、EarFun Tune Proの実際の使い心地を徹底検証し、メリット・デメリットを包み隠さず紹介。
また、口コミ評価や機能の詳細も交えて、購入を迷っている方の疑問を解決します。
「コスパ最強」のヘッドホンを探している方は、ぜひ最後までチェックしてください!
Tune Proの全体評価

Tune Proの人気が高まってきて、ユーザーからのレビューも注目されてます。
このところで、実際に使っている人の口コミをもとにTune Proの良い点や悪い点を見ていきましょう。
EarFun Tune Proヘッドホンに関するユーザーの口コミ
まず、たくさんのユーザーがTune Proにとても満足していることが目立ち、特に音質の良さと値段の安さが評価されています。
実際のレビューからのポイントをいくつか紹介しましょう。
音質
多くのユーザーがTune Proの音質を絶賛しています。
「低音がちょっと強めだけど、中高音もきちんとバランス取れていて、どの音もしっかりクリアに聞こえます。音の解像度も高いので、細かい音も聞き取れます」(note)
「Wave Proよりもメリハリのある音に進化しています。高音もWave Proより刺激的になってスナップ感がいいですね」(かじぇログ)
「ドンシャリ系で派手な音です。特に低音が特徴で、パワフルな低音はHIPHOPやEDMにぴったりです」(ちびめがねアンテナ)
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングの効果も好評です。
「最大45dBのノイズカットができると言われています。室内で音楽聞きながらノイキャンの実力を試したら、公称通りの遮音性を感じました」(ガジェットブログ「シェアしよ」セカンド)
公称通りなのかは分かりませんが、元々が耳を覆うヘッドホンなので遮音性はよく、ノイズキャンセリングが付くことにより、さらに遮音性が上がっています。
ノイズキャンセルには、「風のノイズキャンセリング」「快適なノイズキャンセリング」「ディープANC」という3つのモードがあります。
掃除機の音を聞きながら、ノイズキャンセルのモードを変えると、ノイズの音質が変化します。

ノイズの質に応じた設定にすれば嫌なノイズを軽減できる可能性がありますね。
装着感


装着感に関しては、人それぞれ頭の形や大きさが異なることから、当然のことながら賛否分かれています。
「イヤーパッドが本当に柔らかいです。耳にも優しく、長時間つけてても全く痛くないです」(note)
「Wave Proよりキツめに感じるかもしれません」(かじぇログ)



私の場合は特にきつくなく、動画編集で長時間していても問題ありませんでしたね。
バッテリー持続時間
バッテリーの持続時間は非常に評価されています。
「バッテリーがANCオフで120時間も持つのは驚きです。充電しなくて済むのが最高」(スマホのソムリエ)



AVIOTピッドホン3も最大で120時間連続再生なので、同じくらいの電池の持ちなのかも知れません。
総合評価
多くの人がコストパフォーマンスの良さを評価しています。
「EarFun Tune Proは本当にコスパの高いワイヤレスヘッドホンです!」(スマホのソムリエ)
- キャリングケースがない
- LDACに非対応(SBCとAACのみ)
- 夏はちょっと暑く感じるかも
総合的に見て、Tune Proは高音質とコストパフォーマンスが評判で、多くのユーザーから支えられています。
このように考えると、手頃な価格で買えるお値段以上の商品と言えるでしょう。



Amazonで1万円を切る価格で売っていたこともあることから、格安で売っていたら、まさに「買い」です。
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使ってみてわかったEarfun Tune Proのメリット・デメリット


ここでは、実際に使用してみてわかったEarfun Tune Proのメリット・デメリットについて説明しています。
Earfun Tune Proのメリット
USB・有線・無線で使える




有線とBluetooth(無線)だけという機種が殆どですが、USB接続にも対応しています。
ゲームの時、ここぞという場合は遅延の影響を受けない有線接続で、音楽を聴く時にはUSB接続で。
さらに、ながら聴きするときはコードが邪魔にならない無線接続という使い分けができるのは非常に使い勝手がいいですね。
割と音がいい


格安なヘッドホンでありながらデュアルドライバーという構成で、ライバル機種に攻勢をかけてきた硬派なヘッドホンなのでしょう。
低域・高域もしっかり分離できていて、同価格帯のヘッドホンよりもワンランク上の音質ではないかと感じます。
USBや無線(Bluetooth)使用時はデュアルドライバーの素の特性が出ているようです。
しかし、無線接続の場合は、悪くないものの、若干おとなしめな感じがします。



私は無線よりも、しっかり「ドン」「シャリ」するUSB接続がお気に入りですね
しかし、有線(AUX)使用時は、デュアルドライバーの素の状態が出ず、あまり低音域が感じられませんので、AUXは緊急用という位置づけなのかも知れません。
無線接続限定になりますが、EQによる補正機能がBluetoothで使うことができ、さらには適応イコライザ機能により自分の耳の特性に合わせたセッティングも可能となっています。
適応イコライザはiPhoneでは使い勝手が悪かったのですが、しっかりセッティングできれば満足度は高いように思いました。
客観的なデータとして、USB・無線・有線の周波数特性を取ってみましたので、興味のある方はご覧ください。
USB・無線・有線の周波数特性(タップするとご覧になれます)
【USB接続時】


USB接続のグラフを見ると、300Hz近辺で窪みがあり、この辺が各ドライバーのクロスオーバー(特性が交わる点)ではないかと思われます。
窪んでいる箇所とグラフの山の頂点になるところを見ると、10dB以上になるので、しっかりドンシャリする特性と言えますね。
※iPhone16・Androidスマホ・Sony NW-ZX707ではUSB接続できましたが、iPhone13ProMax(Lightning)では残念ながらUSB接続ができませんでした。
【無線接続時】


USB接続同様、300Hz近辺で窪みがあり、低音・高音がしっかり分離されますが、USB接続よりもグラフの山の頂点同士にあまり差がないので、どちらかというとフラット寄りと言えます。



少々大人しい気もするので、もう少し「何か」欲しいなという印象です。
物足りないときは、イコライザーを使うといいですね。
安い機種はイコライザーを使うと、音が破綻してしまいがちなのですが、本機に関して言えば音質が破綻することなく音質調整できるので、使っていて安心です。
ドンシャリが好きな人は、使い勝手は悪くなりますが、無線よりもUSB接続の方が幸せになれるかも知れません
【有線接続時】


有線接続では聴感上低音域があまり感じらませんでした。
実際に周波数特性を測ると明らかに低音域が落ちており、「USB接続や無線接続の特性は何?」という印象です。
有線接続の方は、電池切れの際に使う緊急用なのかも知れませんね。
【適応イコライザ機能】






適応イコライザ機能は、スマホアプリで自分の耳の特性に合わせこめる機能です(上記はiPhone)。
手動ではありますが、格安機種でこの機能はすごいですよね。
音が消えるポイントにスライドさせて調整するものなのですが、iPhoneで使用すると、調整中なぜか音が出なかったり、急に止まってしまうバグがありました。
そのような症状が出たら、左右にスライダーを2~3回動かしてから、右一杯にスライダーを移動し、指を離すと解消されます。
下のグラフは、無線接続で測った周波数特性に次の条件でトレースしたものです。
- iPhoneで設定したイコライザー調整値の中で、1kHzの値を基準値とする。
- 無線接続で測った周波数特性からどのくらい変化があるか、イコライザーの調整値を参考に値を算出する。
- 各調整ポイントの周波数に算出した値に相当する箇所に点を置く。


私の場合は、デフォルトよりもローとハイが持ち上がった特性になり、実際に聴いてみると丁度いい塩梅のドンシャリです。



ドラムの音を聞くと、こうも違うのねと感心しました。
イコライザは邪道という人もいるかも知れませんが、この機種に関してはイコライザを使うのもありではないでしょうか。
適応イコライザ機能の特性に関して、スマホによる違いを追試してみましたので、興味のある方はどうぞ。
端末による適応イコライザ機能の特性上の違い(タップするとご覧になれます)
本当であれば端末が変わっても、適応イコライザ機能を使った際の特性が変わらないはず。
iPhone13ProMax(iOS)、Androidスマホ(Android12)、NW-ZX707(Android14)の3機種を使って、適応イコライザ機能の調整値がどれだけ違うのか比較してみました。


▲iPhone13ProMax


▲Androidスマホ


▲Sony NW-ZX707
iPhone13ProMaxは音が消えるバグのためかうまく調整できていませんでしたが、共通して言えるのは3機種とも4kHzが持ち上がっていたことです。



端末が変わっても4kHzの特性はほぼ再現できているといえますね。
Androidに関して言えば、低域の調整カーブが微妙に異なるものの、聴感上では似たような音質になっています。
iPhone13ProMaxの方を実際に聴いてみると、Androidよりも低音が出ているように感じましたので、調整カーブ通りの音になったのでしょう。
iOS版のアプリに関して言えば、低域の調整がしづらかったので、もう少し改善の余地ありといえます。
質感がいい
格安モデルは、筐体が安っぽい場合がありますが、Tune Proは作りこんでおり、音質同様、同価格帯の機種に劣らず、安っぽい感じはしません。
チープさがないので、普段使いにもいいですね。
Earfun Tune Proのデメリット
LDAC非対応である
兄弟機種であるWave ProですらLDACに対応しているのに、本機はLDAC非対応となっています。
Wave Proより高価であるのは、その分デュアルドライバーにしており、その分コストアップとなっているからです。
LDACに対応していたとしても、高音質コーデックの恩恵に預かれる人がどのくらいいるかは未知数です。



高音質コーデックに対応しているかどうかは、大したデメリットではないと私は考えています。
※メーカーサイトを見ると対応コーデックはSBCしか書かれていませんでしたが、実際はAAC接続も可能です。
夏場は蒸れる


イヤーパッドで耳を覆うことで、密閉度を上げて音をよくする働きがあります。
冬場は耳が覆われるので耳当て要らずであり、温かく感じるものの、夏場はこれが災いして蒸れてしまうのです。
これは耳が覆われるヘッドホンの宿命です。
AUX使用時に問題あり
AUX使用は電源を入れずに使うことができますし、電源を入れるとノイズキャンセルも使用できるようです。
しかし、AUX使用は電源を入れずに使っていると、LOバッテリーになっていた場合、「Battery Lo」というメッセージが聞こえ、音が一瞬遮られてしまいます。
ノイズキャンセルが使えるのはよいのですが、AUX時は完全に電源が切れていてほしい気がします。
Bluetoothが高音質コーデック未対応であったり、AUX使用時LOバッテリーになっていた場合のメッセージが鬱陶しいといった問題はあります。
しかし、マルチドライバー採用+イコライザでコーデックの欠点を補うくらいの音質に仕上がっており、1万円以下で売っていたら絶対に買いと言えそうです。
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Earfun Tune Proの特長








Earfun Tune Proの魅力の一つはその高音質です。
多くのオーディオファンが「こんなに安くて、この音質!?」と驚いています。
Tune Proの音質の秘密を探っていきましょう。
高いオーディオ技術と素晴らしいドライバー
Earfun Tune Proは、先進的なオーディオ技術を活用して設計されています。
- 高性能ダイナミックドライバー:Tune Proには40mm径のPET複合膜ドライバーと10mm径のLCP複合膜ドライバーを搭載し、低音から中高音までバランスよくサウンドが楽しめます。日本製液晶素材を採用した振動板で、深みのあるベース、透明感のあるボーカル、繊細な楽器の響きを実現しています。
- 音質調整:多くのユーザーが「音のバランスが素晴らしい」と言っているのは、Earfunが音質を丁寧に調整しているから。メリハリ感のあるサウンドで、低域と高域が少し強調されているので、音楽をもっと楽しめます。
- ハイレゾ対応:日本オーディオ協会(JAS)からハイレゾオーディオ認証を取得(有線接続のみ)
ノイズキャンセリング機能について
Tune Proにはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能があります。
周りのノイズを打ち消すための技術とは具体的にどう動くのでしょうか?
- 周囲の音を感知:5基の内蔵マイクが周りの音を感じ取り、その音を打ち消す音波を作ります。さらにAIによる処理を行い、外の音を効果的に消せます。
- 驚くべき静音性:ハイブリッド式ノイズキャンセリング技術により、ノイズキャンセリングの深度は45dBに達し、飛行機や地下鉄、バスなどの騒音を効果的に遮断するのです。この技術のおかげで特に飛行機や通勤電車の騒音を大幅に減らすことができます。さらに密閉型イヤーカップを採用しており、ノイズキャンセルに貢献しています。「静かな環境の中で音楽に浸れます」と感じるユーザーが多いです。
バッテリー性能
- ヘッドフォン単体で最大120時間の連続再生が可能です。
- ANCオン状態でも最大80時間の再生が可能となっています。
- 10分の充電で15時間の連続再生が可能です。
その他の機能
- Bluetooth 5.4技術を採用し、安定した接続と低遅延を実現。
- 立体的な3Dサラウンド技術を採用。
- USBケーブルを介してデジタル信号を高精度に伝送可能。
- 計5基の高性能マイクを内蔵し、AIノイズキャンセリング技術により高品質な通話を実現。
- iOS、Android、PCなど最大2台のデバイスと同時に接続可能。
- ゲームモードを搭載し、低遅延でゲームを楽しめる。
- EarFun Audioアプリで様々な機能をカスタマイズ可能。
EarFun Tune Proは、高音質、長時間バッテリー、優れたノイズキャンセリング性能を備えた、コストパフォーマンスの高いワイヤレスヘッドホンとして評価されています。
EarFun Tune Proに関するFAQ
Earfun Tune Proのまとめ
総合的に見ると、EarFun Tune Proは、「高性能なヘッドホンをリーズナブルに手に入れたい人」に最適な選択肢です。
ノイズキャンセリング性能やバッテリー持続時間を重視する方には特におすすめ。
コストパフォーマンスの高いワイヤレスヘッドホンを探している方は、ぜひ一度チェックしてみてください!



オーディオファンだけでなく、日常的に音楽を楽しむ人たちにとっても満足できる選択肢になりますね。
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