トイレをもっと快適にしたいと考えていませんか?
自動洗浄ユニットを取り付けることで、トイレの使い心地が格段に向上するだけでなく、日常の快適さも大きく変わります。
この記事では、TOTOの自動洗浄ユニット「流せるもんCWA-67B」の取り付け方法やそのメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
DIYでの取り付けを検討している方にも役立つ情報もまとめましたので、ぜひご覧ください。
TOTOの自動洗浄ユニットの特徴は何?
TOTOの自動洗浄ユニットは、トイレの便器を自動で洗浄することができる便利なデバイスです。
このユニットは、赤外線リモコンを使用して動作し、ユーザーがトイレを使用した後に便器を自動的に洗浄します。
TOTOの自動洗浄ユニットは、「流せるもん」シリーズがあり、TOTO/INAXといったLIXILグループのトイレに後付けすることが可能です。
トイレ環境が劇的に向上する理由
TOTOの自動洗浄ユニットは、赤外線リモコンによって自動で水を流してくれます。
自動洗浄ユニットを取り付けることで、トイレ使用後にリモコンのボタン操作で自動的に水が流れるため、レバーを引く必要がなくなります。
これは特に家族全員で使うトイレや、訪問者の多い場所では非常に便利です。
特に「流せるもんCWA-67B」は、誤作動が少なく、ユーザーのストレスを軽減します。
古いトイレでも対応機種であれば、トイレを交換することなく、安い費用で自動洗浄トイレにすることができます。
トイレを使うたびに「流し忘れ」を心配することもなく、
常に清潔な状態を保つことができますね。
トイレを使うたびに「流し忘れ」を心配することもなく、常に清潔な状態を保つことができます。
また、高齢者や体が不自由な方にとっては、リモコンを使って手元で洗浄できるのは、非常に役立つポイントであり、安心してトイレを利用できるようになります。
介護の必要な人には、ぜひおすすめしたいユニットです。
さらに、トイレの清潔さを維持することは、家全体の衛生管理にもつながります。
トイレの使用後に手を使わずに水を流せることで、汚れた手で他の部分に触れる機会を減らし、感染リスクを低減することができます。
これにより、特に小さな子どもや高齢者のいる家庭にとって、健康面での安心感も大きくなります。
トイレをいつも清潔に保つことができるため、家族全員が快適に過ごせる環境が整います。
どのタイプの便器に取り付け可能?
流せるもんCWA-67Bの取り付けが可能な便器の種類
「流せるもんCWA-67B」は、多くのTOTO製の便器に対応しています。
取り付ける際は、対応する便器の型番を事前に確認することが大切です。
TOTOの公式サイトやサポートページで、対応可能な便器の一覧を確認しておくと安心ですね。
対応便器の種類が豊富なため、購入前に確認することで、取り付け作業がスムーズに進むため、失敗を防ぐことができます。
●1000シリーズ
●Aシリーズ
●New PASSO/PASSO/KAシリーズ
●Kシリーズ/Kシリーズエクストラ/KBシリーズ
●上記以外のINAXシャワートイレシートタイプ
●他社製温水洗浄便座
●暖房便座/普通便座
※上記シリーズであっても、便座によっては取付できない機種あり。
流せるもんCWA-67Bの取り付けが不可な便器の種類
一部の特殊な便器には取り付けができない場合があります。
たとえば、小便器やタンクの形状が特殊な便器、古い型番の便器などは対応していないことがあります。
【TOTO社大小洗浄便器】ピュアレスト便器(タンク品番:SH110B、他)/QR便器(タンク品番:SH30B、他)/レスティカ便器(タンク品番:SH90B、他)/New CS、CSR便器(タンク品番:S790B、S770B、SH670B、SH680B、他)
【INAX、TOTO以外の便器】 パナソニック(ナショナル)、ジャニス、NITTO等。ネットでパナソニック製のトイレに流せるもんを付けた事例あり。大きささえ合えば、取り付け可能。
【古い水洗便器】1980年(昭和55年)以前
【非水洗便器】
【簡易水洗便器】商品名:INAXトイレーナなど
【INAX】対応トイレであっても、便座によって取付自体できないものがあり。
※取付できないトイレの形状は、次の通りだ。
●ハンドルがタンクの前面の左・右にある便器
●右給水の便器
●ハンドルがタンクの左側面にある便器
●ハンドルがフタにある便器
●給水管がタンクの下にある便器
●ワンピース便器
●フラッシュバルプ仕様
●タンクが丸みを帯びた便器
ネットのレビューによれば、モーターの軸と穴が合わない場合、流せるもんが付けられないとのことです。
取り付けを検討する際には、事前に製品の仕様や設置条件を確認し、必要に応じて専門業者に相談することをおすすめします。
特に、古い型の便器や特殊なデザインの便器については、サイズや取り付け位置が異なるため、取り付け自体が不可能な場合があります。
このような場合には、便器そのものの交換を検討することも一つの選択肢です。
また、メーカーや型番により取り付け条件が異なることがあるため、正確な情報を確認することが非常に重要です。
このように、取り付けが難しい便器も一部存在しますが、適切な製品選びと事前の確認を行うことで、スムーズに設置することができます。
特殊な便器の場合には、TOTOのサポートサービスを利用して、取り付けの可否を確認することができます。
これにより、安心して自動洗浄ユニットの導入を検討することが可能です。
DIYでの取り付けステップガイド
必要な工具
DIYで「流せるもんCWA-67B」を取り付ける際には、以下の工具が必要です。
- ウォーターポンププライヤー
- 水栓を締めるため水栓ドライバー
いずれも水栓用に使う工具で、特に水栓ドライバーは持っておくと非常に便利です。
マイナスドライバーでも代用は可能ですが、錆びついて硬くなってしまった場合は、普通のマイナスドライバーではネジをバカにしてしまい、最悪は回せなくなってしまうこともありえますので、用意しておくと、何かと便利です。
部材は事前に確認し、すべて揃えてから作業を始めるとスムーズに進められます。
また、水栓の取り扱いに慣れていない場合は、取り扱い説明書をよく読み、注意深く作業を行うことが重要です。
流せるもんCWA-67Bを実際に取り付ける
まず、水道の元栓を閉めてから作業を始めます。
これにより、水漏れのリスクを防ぐことができます。
下記のように、既存のトイレ設備にユニットを取り付けていきます。
特に、赤外線の受光部とリモコンは、リモコンからの赤外線を遮らぬよう極力近くに取り付ける必要があります。
取り付けの際に、位置がずれてしまうと誤作動の原因になるため、説明書をしっかりと確認しながら進めることが重要です。
流せるもんの取付方法
まず、大小のレバーを取り外し、内側から止めているナットをウォータープライヤーレンチなどの工具で外す。
きちんとトイレのフロートを引っ張れるような大きさのパーツをモーターに取り付ける。
取付ナットを使って、トイレにモーターを取り付ける。流せるもんを養生テープなどで仮固定しておくと、楽に取り付けられる。
モーターを取り付けたら、付属のレバー(大小)を差し込む。
邪魔にならぬよう足元付近など適当な位置にリモコンの受光部を取り付けておく。赤外線リモコンなので、極力窓から離して日が入らないようにすること(太陽光が入ると、赤外線が妨害されてしまう場合があるため)
黒い部分が真下(赤外線の出る所)を向くように、リモコンを取り付ける。
取り付ける前に必ずトイレの水を止めておき、更にタンクの中に水も空になるまで流しておくこと。モーターを水没させると故障の原因に!
取り付けが完了したら、水道の元栓を開けて動作確認を行います。
リモコンを操作し、水が適切に流れることを確認します。
問題なく動作することを確認できれば、作業は完了です。
DIYでの取り付けも可能で、器用な人なら1時間程度で取り付けできますが、適切な工具を揃え、取扱説明書をよく読んで慎重に作業を行うことが重要です。
取り付け作業に不安がある場合は、専門業者に依頼することも検討してください。
流せるもんCWA-67Bのメリット・デメリット
- トイレを自動で流せる。
- 取り付けられるトイレが多い。
- 安価に取り付けられる。
- 工事が面倒。
- トイレの制約があって、取付できないものもあり。
流せるもんCWA-67Bレビューの解説
ここでは、私が上記レビューの評価に至った経緯を解説しています。
トイレを自動で流せる。
介護用として導入したので、手元の赤外線リモコンで操作できるのは、すごく助かりました。
おかげで、トイレでの転倒事故はありませんでした。
取り付けられるトイレが多い。
先に書いた通り、取り付けられるトイレが多いのがいいですね。
安価に取り付けられる。
新品のトイレはあれこれ機能が付くと、10万円以上はしてしまいます。
「流せるもん」であれば、トイレを交換しないでも、安価に取り付けられてしまいます。
自分で工事を行えば、工事費はタダ。
工事が面倒。
工事が面倒ではありますが、器用な人であれば、1時間もあれば充分できる作業です。
トイレの制約があって、取付できないものもあり。
トイレの制約があって、取付できないものもあり。
穴がモーターと合わない場合もあり。
「流せるもんCWA-67B」は、トイレの快適さを大幅に向上させる一方で、一部の便器には取り付けが難しい点や、初期費用がかかる点など、デメリットもあります。
しかし、その利便性を考慮すると、多くの家庭にとって大きなメリットがある製品です。
特に、高齢者や小さなお子様のいる家庭では、自動洗浄による衛生管理の向上や安全性の確保が大きな利点となります。
導入することで、家族全員のトイレ使用が快適になり、日常生活の質が向上することは間違いありません。
「立ったら自動洗浄する」こともDIYでできる!
「流せるもんCWA-67B」を導入したのは、介護の都合もあり、可能であれば、便座から立てば勝手にトイレを洗浄してくれる「あれ」を作りたいと思っていたからです。
「あれ」の動きを観察してみると、便器にセンサーがあり、センサーが離れたら、水を流すという仕組みのようです。
しかし、後付けする場合は、便器にセンサーなんて付けられません。
色々考えてみたところ、リモコンにセンサーを付けて、人の動きによって、水を流す操作をさせればよいことに気づきました。
色々と実験したら、M5Stick-C+MStack用ToFユニットが
一番結果が良かったので、それで製作しています。
流せるもんのリモコンと自動洗浄用センサー付きのリモコンの
2つのリモコンを用意したことになりますね。
DIYでシステムを作ってみたい人は、上記サイトや電子工作系サイト elchikaに行った私の投稿、下記動画もぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
TOTOの自動洗浄ユニット「流せるもんCWA-67B」を取り付けることで、トイレの使い心地が劇的に向上し、清潔で快適な環境を維持することが可能になります。
自動洗浄により、使用後の水の流し忘れを防ぎ、常に清潔な状態を保つことができます。
快適なトイレ環境を手に入れて、日々の暮らしを
もっと快適にしてみませんか?
「流せるもんCWA-67B」を使えば、あなたのトイレライフが一段と向上すること間違いなしです。
自動洗浄ユニットの導入は、家族全員にとっての利便性と清潔さの向上に大きく貢献します。
これからのトイレ環境の改善に向けて、ぜひ「流せるもんCWA-67B」を検討してみてください。
長期的に見て、生活の質を高めるための重要な一歩となるでしょう!