別アーティクルでは、3000円以下のワイヤレスイヤホン43機種を紹介しましたが、ここでは通販で購入できるワイヤレスイヤホンの中で一番安いイヤホンであるAudioComm HP-W173N-R をレビューします。
激安家電で有名なオーム電機が展開しているAudioCommブランドで2000円以下で購入できるもので、雑に扱えるイヤホンを探している人にピッタリな製品です。
AudioComm HP-W173N-R のメリット・デメリット
- 1000円台という低価格であり、技適が取れているので安心。
- 1000円以下にしては、音は意外といい。
- コード式ワイヤレスなので、片方が耳から外れても落下しにくい。
- ANC機能がない。
- ケースがない。
- チープ感は否めない。
- 防水ではない。
- 充電端子がUSBマイクロ。
- ボタンの操作がしづらい。
AudioComm HP-W173N-R イヤホンレビューの解説
ここでは、私が上記レビューの評価に至った経緯を解説しています。
1000円台でありながら技適あり
1000円台というお手頃価格でありながら、技適(技術基準適合証明)が取れているので、安心して長い期間使うことができます。
1000円台にしては音がいい
最近の低価格イヤホンは、意外と音がいいのでビックリ。
このイヤホンも音は悪くないのだけれど、若干こもったような印象を受けたのは事実。
使っているダイナミックドライバーの影響と思われます。
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※上記の数値は点数ではなく、中音を基準(0)として、実際に聴いた際の音の大小を大雑把に表したものです。
厳密に測定した内容は、下記の周波数特性グラフをご覧ください。
【マニアさん必見!】AudioComm HP-W173N-Rの周波数特性グラフ(タップすると見られます)
低音域~中音域はほぼフラットであり、6~7kHzのあたりで持ち上がっているので、比較的高音域寄りの音質と言えそうです。
コード式ワイヤレスなので
落ちにくい
コード式ワイヤレスなので、片方が耳から外れても落下しにくいので、いざという時安心だったりします。
ANC機能がない
安いので、流石にANC機能はありません。
ケースがない
コストを下げるためなのでしょう。
くるくる丸めて適当にバッグに入れておけるものの、ケースがあると嬉しかったかも。
チープ感が否めない
格安ワイヤレスイヤホンに高級感を求めてはいけないですよね。
まぁ、安いから仕方ないかという感じではあります。
防水ではない
格安ワイヤレスイヤホンだから、これもある意味仕方がないですね。
充電端子がUSBマイクロ
充電端子が今時USBマイクロと古い…。
USBマイクロも巷では結構見かけなくなってきているので、USB-Cになっているとよかったのかも。
ボタン操作しづらい
コード式ワイヤレスイヤホンの宿命か、折角ボタンが付いていながら、操作しづらい印象を受けました。
もう少しコードが長かったらよかったのかも知れません。
AudioComm HP-W173N-R の主な特徴
AudioComm HP-W173N-Rの主な特徴
特徴としては、次の通りです。
- 格安家電メーカーであるオーム電機のオーディオブランド
- Bluetooth 5.3
- マルチポイント:同時待ち受け最大2台
- 操作ボタンあり
- 1時間でフル充電。
- 再生可能時間約6時間
- 通話可能時間約6時間
最安値でありながら、Bluetooth 5.3と比較的新しいバージョンのものになっています。
日本製だったら、100%ありえない話だね!
True Wireless型でありがちなタッチ操作は結構誤操作があるのですが、ボタン式なので、しっかりとした操作感となっています。
1時間充電で6時間使えるのもいいですね。
AudioComm HP-W173N-R のまとめ
True Wireless型では雑に扱えないのですが、コード式ワイヤレスイヤホンは多少雑に扱えますので、雑に扱えるイヤホンが欲しい人に打ってつけです。
2000円を出せば買えるという都内の定食価格というのも嬉しいですね。