この記事を書いた人(きのぴぃ)
部品メーカー広告宣伝記事・電気系の雑誌や無線雑誌の元ライターをやってました。
以前よりガジェット集めをやっており、本業(電子機器メーカー勤務)の知見を活かしたレビューが得意です。
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USB-C デバイスの可能性を最大限に引き出すための鍵、それが高品質のUSB-C ハブといえる。この記事では、最新のデバイスに合わせた最適なハブを紹介している。ポートの種類や数、互換性、パフォーマンス、そして携帯性といった重要な要素を徹底解説。USB-C ハブのおすすめモデルを厳選して紹介しているので、是非ご覧いただきたい。
USB-C ハブの基本
※細かい説明が不要な人は、リンクをクリック(タップ)して先に進んでほしい。
USB-C ハブとは何か
USB-C ハブの概念と発展
USB-C ハブは現代のテクノロジーの進化において、不可欠なツールの一つとなっている。この小さなアクセサリーは、特に最新ノートPC・タブレットで、複数のデバイスを同時に接続することを可能。USB-Cポートは、その汎用性と高速データ転送能力で知られており、USB-C ハブはこれをさらに拡張するのだ。
USB-C ハブの主な特徴
USB-C ハブの主な特徴は、複数のポートを提供すること。これにより、USB-A、HDMI、SDカードリーダー、イーサネットポート、さらには追加のUSB-Cポートなど、様々な種類の接続を一つのコンパクトなデバイスで実現できる。特にUSB-Cポートのみを備えた最新ノートPC・タブレットでは小型・薄型・軽量を目指している。そのため拡張端子が省略されているので、このようなハブの重要性が増しているのだ。
USB-C ハブの利用シーン
USB-C ハブは、プロフェッショナルな仕事環境から日常的な使用まで、幅広いシーンで活躍。例えば、プレゼンテーションでの外部ディスプレイ接続、データ転送、デバイスの充電など、多岐に渡る。
携帯性に富んだ最新ノートPC・タブレットでできなかったことがハブを使うことによりパワーアップすることができる。
ハブの必要性と利点
デジタル時代におけるハブの必要性
デジタル化が進む現代において、ハブは多くのデバイスを同時に扱うための必需品。特にUSB-C ハブは、限られたポート数を持つ最新のデバイスでの使用において、その重要性が際立つ。
ハブの主な利点
ハブの主な利点は、拡張性と柔軟性にある。複数のデバイスを同時に接続できるため、効率的な作業環境を構築できる。例えば、外部モニター、キーボード、マウス、プリンターなどをラップトップに同時に接続することができるので、オフィスだけでなく、外出先での仕事が捗るようになる。
生産性の向上
ハブを使用することで、作業の生産性が大幅に向上する。一度に複数のタスクをこなすことができ、特に多忙なオフィスワーカーや多機能デバイスを頻繁に使用するユーザーにとっては、時間の節約と効率化が実現可能。
USB-C ハブの種類と特徴
ケーブルタイプと直差しタイプの違い
ケーブルタイプUSBハブの特徴
ケーブルタイプのUSBハブは、その名の通り、デバイスとの接続にケーブルを使用する。このタイプのハブは、接続先のデバイスから物理的に離れた場所に配置できるため、柔軟性に優れている。さらに、ケーブルを介して接続することで、デバイスのUSBポートへの機械的な負荷を軽減し、より安定した接続を提供することができる。
直差しタイプUSBハブの特徴
直差しタイプのUSBハブは、デバイスに直接差し込む形式。これにより、ケーブルがなく、コンパクトで持ち運びやすいという利点が。しかし、このタイプのハブはデバイスのUSBポートに直接固定されるため、他のポートを塞いでしまう可能性があり、周囲に端子がない機器がよい。
ケーブルタイプと直差しタイプの選択基準
選択は主に使用環境に依存します。頻繁に持ち運ぶ、スペースが限られている、またはデスク周りをすっきりさせたい場合は、直差しタイプが適している。一方、柔軟な配置や接続安定性を重視する場合は、ケーブルタイプがおすすめ。
直差しタイプは、後述する多機能タイプはなく、基本ハブ(USB専用)となるため選択肢は少ない。
多機能ハブと基本ハブの比較
多機能ハブの特徴
多機能ハブは、様々な種類のポートを提供します。これにはUSB-A、USB-C、HDMI、SDカードリーダー、イーサネットポートなどが含まれることが多い。これらのハブは特に、ビデオ出力や高速データ転送、インターネット接続など、多岐にわたる機能を同時に利用したいユーザーに適している。
基本ハブの特徴
基本ハブは、通常、USBポートの拡張に特化しているもの。これは、複数のUSBデバイスを接続するためのシンプルなソリューションを提供することが目的。基本的なデータ転送やデバイス接続が主な用途で、複雑な接続や高度な機能は必要としないユーザーに適している。
多機能ハブと基本ハブの選択基準
選択は、主にユーザーのニーズに依存する。多くの異なるタイプのデバイスを接続する必要がある、または多様な機能を一つのハブでカバーしたい場合、多機能ハブが最適。一方で、単純にUSBポート数を増やすことが目的であれば、基本ハブが十分だ。
選び方のポイント
ポート数と種類の重要性
多様なニーズに応えるためのポート数
複数のデバイスを同時に使用することが一般的なので、USBハブのポート数は非常に重要。多くのポートを備えたハブを選択することで、外部モニター、キーボード、マウス、プリンターなど、複数のデバイスを同時に接続し、作業の効率を高めることができる。
ポートの種類と現代の技術動向
ポートの種類も同様に重要だ。USB-A、USB-C、HDMI、イーサネット、SDカードリーダーなど、様々な種類のポートがあり、各デバイスの接続ニーズに対応。特にUSB-Cポートは、高速データ転送と給電能力を備え、現代のデバイスで広く採用されている。
最適なUSBハブの選択
USBハブを選択する際は、使用するデバイスの種類と必要なポートの数を考慮することが重要。個々のニーズに最適なポート数と種類を備えたハブを選ぶことで、作業効率と快適性が向上するのだ。
互換性とパフォーマンス
互換性の重要性
USBハブの互換性は、様々なデバイスとスムーズに連携するために不可欠。特に、異なるメーカーやモデルのデバイスを使用している場合、互換性が高いハブを選ぶことが重要だ。これにより、接続の問題やデータ転送の障害を避けることが可能。
パフォーマンスの要素
パフォーマンスは、データ転送速度と給電能力に大きく依存する。高速データ転送が可能なUSB-Cハブは、大容量のファイルの転送やストリーミングに最適。また、電力供給能力の高いハブは、デバイスの充電や電力を多く消費するデバイスの使用に適している。
適切なハブの選択方法
適切なハブを選択するには、使用するデバイスのUSB規格を確認し、それに対応するハブを選ぶことが重要。また、必要なデータ転送速度と電力供給能力を考慮することで、効率的で快適な作業環境を実現できる。
サイズと携帯性の考慮
サイズの重要性
USBハブのサイズは、使用する環境によって重要性が異なる。デスク周りのスペースが限られている場合や、持ち運びを頻繁に行う場合は、コンパクトなハブが適している。これにより、デスクスペースを有効に活用し、移動時の負担を軽減できるのだ。
携帯性の優先度
携帯性は特に、ビジネスや旅行での使用を考えるユーザーにとって重要。軽量でコンパクトなデザインのUSBハブは、カバンやポケットに簡単に収納でき、外出先での使用に便利。一方、据え置き型の大きなハブは、デスクトップ環境での使用に適しており、より多くのポートや高度な機能を提供する。
サイズと機能のバランス
最適なUSBハブを選択する際は、サイズと機能のバランスを考慮することが重要。コンパクトなハブは持ち運びに便利ではあるが、必要なポートや機能が限られる場合がある。一方、大きなハブはより多くの機能を提供するものの、持ち運びが不便になる可能性が。使用目的に応じて、サイズと機能を適切にバランスさせることが重要だ。
USBハブを選ぶ際には、使用環境とニーズに合わせて、サイズと携帯性を重視することが重要。コンパクトなモデルは外出時の利便性を提供し、大型モデルはより多くの機能と安定した使用環境を提供。個々のニーズに合った最適なUSBハブを選択することで、デバイスの使用体験が向上する。
コスパ最強モデル紹介
USB-Cハブは色々なメーカーから発売されているが、uniAccessoriesから発売されているUSB-Cドッキングステーション 8in1を紹介しよう。文字通り、8つのポートを持っている至れり尽くせりのハブとなっている。
uniAccessories様より本機のサンプルをご提供いただき、レビューを行っているが、レビューの評価には一切関係ないことをお断りしておきたい。下流ブログにも関わらず、快くサンプルをご提供くださったuniAccessories様に謝辞を述べたい。
- USBハブとして3ポート+USB-Cポートとして1ポートある。
- LANポートが付いている。
- HDMIポートが付いている。
- SDカード及びマイクロSDカードリーダーが付いている。
- 付属のUSB-Cケーブルが太目で断線しにくそう。
- デバイスを使いながら、充電することができる。
- LANやHDMIは、ドライバーなどの関係上、特定の機種しか使えない。特にHDMIはThunderbolt3対応でないと不可。
\コスパ最強!小型で持ち運び便利!!/
8in1のポートを持っている
このUSB-Cハブは、USB-Aを3ポート(USB3.0x2、USB2.0x1)、USB-C(充電用)を1ポート備えており、それ以外にもSD/マイクロSDカードリーダー、LAN、HDMIポートも兼ね備えているスグレモノ。
iPhone15でUSBポートは使えたという報告はあったが、LightingのiPhone13では全く使用することができなかった。AndroidもOTGに対応している機種であればUSBポートは問題ない(SH-41Aで確認)。
落下しても安心!ゴムカバー付き
意外と携帯用のものはふとしたことで落下させてしまいがち。落下させて、傷つけたり、凹ませたり。しかし、本機にはゴムカバーがあるので、落としても、傷が付きにくくなっているのが嬉しい。
HDMIは機種を選ぶ
iPad Pro(USB-C(Thunderbolt対応)モデル)にも対応としているので、それらはHDMIも使用可能だ(下記動画参照)。試しに、手持ちのWindows PC 2台に接続した所、USB-A/USB-C/SD/マイクロSD(TF)カードリーダー/LANは使えたものの、HDMIは使用することができなかった。Thunderbolt対応機種でないと、映像出力が出せないので、いた仕方なしか…。
ちなみに、4K高解像度は4K@30Hz / 1080@60Hzまでに対応。
LANは1Gbps対応
LANポートがあっても、100Mbpsとかいうケースもあるのだけれど、本機は1Gbpsに対応しており、10倍速いのだ。動画の視聴などにおいてもストレス知らず。
USB-C充電端子を装備
USB-Cは充電するための入力端子となっており、100W 20V@5Aまでの急速電力供給に対応している。USB-C端子が充電用になっているノートPC(タブレット)は、通常であればUSBポートが塞がってしまうので、バッテリーが尽きるまでしかデバイスを使うことができないが、この機能を使えば充電しながら各デバイスを使うことができるのだ。
対応機種(メーカー発表)
※HDMIは、Thunderbolt対応でないと使用不可。
パソコン
- MacBook : MacBook Pro 2016以降 ; MacBook Air 2018以降 ; MacBook 2015以降 ; iMac Pro ; iMac (2017以降) ; Mac Mini 2018以降
- DELL : Dell XPS 12 , 13 , 15 ; Dell Precision 15
- Surface : Surface Book ; Surface Go ; Lumia 950 / 950 XL
- Huawei Matebook
- Google ChromeBook Pixel
- Lenovo : Lenovo Yoga ; Thinkpad T470, T480 ; HP Spectre ; HP ZBook ; HP ENVY 13 など
タブレット
- Apple : iPad Pro 2018 2020 2021 2022/ iPad Airの第4世代 第5世代 / iPad Mini 6
- Samsung : Samsung Galaxy Tab S4 , S5e , S6 ; TabPro S
- 富士通 : ARROWS Tab Q509/V ; ARROWS Tab F-02
- Microsoft : Surface Pro X ; Pro 7 ; Surface Go
システム
- Mac OS X 10.6以降 / Windows 11(ドライバー必要) , 10, 8, 7, Vista, XP / Chrome OS / Linux 2.6.14 以降 など
USB-C ハブは、現代のデジタル環境において必要不可欠なツールだ。単に接続ポートを増やすだけでなく、より効率的かつ生産的な作業環境を提供してくれる。このようなハブの導入は、デバイスを最大限に活用するための鍵となるだろう。
コスパもよく、小型で持ち運び便利なUSB-Cドッキングステーション 8in1を使ってノートPC(タブレット)を進化させよう!
\コスパ最強!小型で持ち運び便利!!/
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