- 再生医療であるエクソソームでの施術を検討している人。
- エクソソーム注射による治療に興味のある人。
近年、医療分野で注目を集めているエクソソーム。
この微小な細胞外小胞の注入により、アンチエイジングといった美容整形を始め、薄毛改善など様々な医療応用の可能性を秘めています。
しかし、一方では科学的なエビデンス(根拠)がなく、危ないと警笛を鳴らしている医師も。
今回は、エクソソームとその注射療法について詳しく解説し、その可能性と課題を探ってみましょう。
★この記事でわかること★
- エクソソームが危ないか・危なくないか
- エクソソームの特徴
- エクソソーム治療と従来の治療法の違い
エクソソームは本当に危ないのか?
最近、クリニックでアンチエイジングや薄毛治療に使われるようになりましたが、YouTubeなどでは一部美容外科医から、「エクソソーム危ない」という話が出ています。
それは本当なのか?
まずは、エクソソームを使うと、実際に効果があるのか説明します。
ますは、エクソソームを使うと効果があるのかという所ですが、日本では正式なエビデンス(根拠)はないものの、一般でも閲覧できる海外の研究データは存在していますので、紹介しましょう。
エクソソーム注入による薄毛治療への効能
本サイトは「AGA薄毛医療ナビ」なので、一番気になるのが、薄毛治療への効能。
アメリカ国立医学図書館に掲載されている文献に、マウスを使ったミノキシジルとの発毛比較実験で効果が得られたとのデータを紹介しています。
ADSC-Exos significantly promoted the proliferation and migration of DPCs by regulating miR-22, Wnt/β-catenin signaling pathway, and TNF-α signaling pathway, and promoting the expression of ALP, versican, and α-SMA proteins while maintaining their hair-inducibility, finally having a positive effect on hair follicle regeneration (Nilforoushzadeh et al., 2020).
Exosomes based advancements for application in medical aesthetics – PMC (nih.gov)
日本語に訳すと、
ADSC-Exosは、miR-22、Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路、およびTNF-αシグナル伝達経路を調節することにより、DPCの増殖と遊走を有意に促進し、ALP、バーシカン、およびα-SMAタンパク質の発現を促進しながら、それらの発毛誘導性を維持し、最終的に毛包の再生にプラスの効果をもたらしました(Nilforoushzadeh et al., 2020).
Exosomes based advancements for application in medical aesthetics – PMC (nih.gov)
データを見てみると、ミノキシジルほどではないものの、発毛効果ありという結果ですね。
ミノキシジルなどの薬は使用を止めると発毛が減退することはあるのですが、エクソソームでは、植毛同様、長期に渡り発毛効果が得られるものと期待されています。
エクソソームで発毛効果があったと公表する人も一般にいるようですが、医者や研究者ではなく、発表の内容を拝見する限りは、全く信憑性に欠けていますので、ここでは敢えて紹介しません。
もしかすると、近い将来、薄毛の悩みも改善されるかも知れませんね。
皮膚炎・アンチエイジングの作用 美容への期待
エクソソームは色々な用途に使えるもので、抗炎症作用があると言われており、アトピー性皮膚炎についての研究結果を紹介します。
As a positive control, prednisolone (10 mg/kg) was orally administered daily. We found that both IV and SC administration of ASC-exosomes significantly decreased AD symptoms in a dose-dependent manner.
Exosomes derived from human adipose tissue-derived mesenchymal stem cells alleviate atopic dermatitis – PMC (nih.gov)
上記の日本語訳は、次の通りです。
ポジティブコントロールとして、プレドニゾロン(10 mg / kg)を毎日経口投与しました。.その結果、ASCエクソソームの静脈内投与とSC投与の両方が、用量依存的にAD(アトピー性皮膚炎)症状を有意に減少させることがわかった。
ヒト脂肪組織由来間葉系幹細胞由来エクソソームがアトピー性皮膚炎を緩和 – PMC (nih.gov)
エクソソームには、抗炎症作用があることから、実際に膝などの部位に注射して、痛みが軽減したと言っている人もいるようですので、肌にも効くのは納得の効果と言えましょう。
美容で施術されているエクソソーム点滴に関しては、適切な文献を見つけることができませんでしたが、いずれアンチエイジングへの効能も明らかとなっていくことでしょう。
エクソソームの提供・製造について
続いては、日本において、エクソソームをどのように扱っているのか、またどのように製造しているのかについて紹介します。
エクソソームの医師によるクリニック施術について
後述していますが、現在エクソソーム自体は、薬機法に基づく承認を得ているものではありません。
しかし、事故を未然に防ぐため、平成26年11月25日より施行された再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づき、エクソソームを提供する病院・クリニックは、予め厚生労働省に「医療計画」を提出し、認定再生医療等委員会の審査を受ける必要があります。
そのため、多くのAGAクリニックでも法に基づき、届け出ているのです。
法には、再生医療を受ける者に充分な説明を行う旨も記されていますよ!
届け出たクリニックを調べていくと、一部ではありますが、エクソソームの提供をしていながら、届け出されていない美容クリニックがありそうです。
提供計画を提出せずに再生医療等を提供した場合は、法律違反となります。
再生医療等を提供しようとする医療機関の管理者は、「再生医療等提供計画」を作成し、あらかじめ「再生医療等委員会」の意見を聴いたうえで地方厚生局に提出する必要があります。
手続きを経ずに、第一種再生医療等を提供した場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金刑(法第60条)、第二種又は第三種再生医療等を提供した場合は50万円以下の罰金刑(法第62条)に処されることがあります。
(e-再生医療 再生医療等の各種申請等のオンライン手続サイト (mhlw.go.jp)より)
エクソソームの提供を受ける場合は、モグリではなく、キチンと登録されているクリニックであるか確認する必要がありそうですね。
各院の公式サイトやこちらのサイトで、調べることができます。
エクソソームの製造について
エクソソームの製造者(メーカー)に関しても、再生医療等の安全性の確保等に関する法律により、細胞培養加工施設を届け出る必要があります。
製造者に関しては、公表事項ではないのを理由に伏せられています。
法を紐解けば、海外の製造者へも門戸を開いていますので、有名な海外メーカー製もあるのかも知れませんね。
製造者に関しても、認定再生医療等委員会の審査を受けますので、モグリは違反ということになります。
以上より、厳しい審査を通った製造者で製造されたエクソソームを、これまた厳しい審査を通った病院・クリニックなどで使用するということになりますので、ある程度の安全が担保されていると言えるでしょう。
危ないとされる根拠について
続いてエクソソームが危ないとされる根拠ですが、各YouTuber氏の発言などを参考に、時系列順で起こった出来事をまとめてみました。
- エクソソーム点滴における死亡事故発生か?
- マスコミ報道による死亡事故の否定情報
- エクソソームに関する厚生労働省の通達
- 厚生労働省の通達を受けての声明
エクソソーム点滴における死亡事故発生か?
2023年に美容整形の術中(エクソソーム点滴)に死亡事故が発生したという情報を受けて、一般社団法人再生医療抗加齢学会が「幹細胞培養上清液に関する死亡事例の発生について」という声明を発表しています。
この声明では:
- 幹細胞培養上清液及びエクソソームの静脈投与は医療水準として未確立の療法であること
- 有効性・安全性についてエビデンスに基づく十分な検討が必要であること
- 現時点で他家由来幹細胞培養上清液及びエクソソームに関する医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を取得した製品は存在しないこと
…を指摘しています。
声明文では死亡原因などの詳細情報が書かれていませんが、ウイルス感染による敗血症を発症してしまったという情報もあります。
下のYouTubeチャンネルで解説してますよ。
考えられるのは、製造過程でウイルスが混入してしまったか、あるいはクリニック側の管理が不十分だったためにウイルスが混入してしまったかのどちらかですが、この辺の詳細が未だに公表されていません。
マスコミ報道による死亡事故の否定情報
2023年11月15日付け日経バイオテクにてエクソソームを用いる医療に関しての記事が掲載されます。
そこには、厚生労働省関係者や日本再生医療学会、医療機関への取材範囲において死亡事例が確認されなかった旨が報道されているのです。
一体どういうことなんだ?
この件については、続報が見つかりませんでしたので、真相は闇の中に…。
エクソソームに関する厚生労働省の通達
エクソソームを用いた医療の安全性確保のため、報道のあった半年後、厚生労働省は(2024年7月31日)重要な通達を発出しました。
この通達の主なポイントは以下の通りです。
- 幹細胞培養上清液およびエクソソーム等を用いる医療の安全性に関する注意喚起
- 日本再生医療学会が発出した「細胞外小胞等の臨床応用に関するガイダンス(第1版)」の参照を推奨
- エクソソーム等の品質管理とリスク管理の重要性を強調
この通達は、エクソソームを用いた医療の安全な実施を促進することを目的としています。
現時点では、エクソソームを含む製品で薬機法に基づく承認を受けた医薬品は存在していないので、関係者はこれらのガイドラインや指示を遵守することが求められています。
また、事務連絡として、厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課から各衛生主管部(局)宛てにエクソソームに関し、各方面へ指導を徹底するよう通達が出ています。
この通達から察するに、目に余るような広告を出している美容クリニックを排除しようという動きなのでしょうね。
これらの文書では、実際に死亡事故があったのかについては言及されていません。
厚生労働省の通達を受けての声明
厚生労働省からの通達を受けて、一般社団法人再生医療抗加齢学会は2024年8月5日付けで森下竜一理事長より声明が出されています。
その中に、
当学会では、最新の研究や情報を常に注視しておりますが、幹細胞培養上清液及びエクソソームの静脈投与に関する有効性・安全性の未確立、副作用の可能性、品質のばらつき、長期的な影響の不明確さなどの理由から、当該治療を正式な医療行為として認めない方向性として慎重に判断を行なっております。
(原文のまま)
以上の文言が記されています。
まだ不確実要素が払拭できない段階なので、学会では、正式な医療行為としては認めませんという意思表示をしたことになりますね。
参考資料として、死亡事故の声明のリンクが貼られていますので、死亡事故はあったのではないかと推察されます。
以上より、YouTuber氏は、死亡事故情報および厚生労働省の通達にあった「エビデンスはない」旨の文言を根拠に、「エクソソームは危ない」と言っているのです。
結局危ないのか? 危なくないのか??
件の死亡事故が、クリニック側の取り扱いが悪かったために事故が起こってしまったのであれば、「エクソソーム(自体)は危なくない」と言えます。
しかし、製造過程からウイルスが入り込んでしまったのであれば、「エクソソーム(自体)は危ない」と言えます。
どっちなの?
YouTuber氏の「エクソソームは危ない」と言っているのも、騒ぎすぎのような気もしますが、医師の立場であれば決して間違いではないでしょう。
死亡事故があったのかがウヤムヤになっており、釈然としないところに、今回の根深い問題があるのではと推察しています。
また、死亡事故という重大なインシデントがありながら、なぜ厚生労働省を始め、関係機関に連絡がなかったのかも謎です。
この問題を解決するカギは、実際に死亡事故があったのかを明確にすることではないかと思います。
再生医療抗加齢学会が声明を撤回していないことから、何らかの事故があったことは否定できませんが、厚生労働省への届け出を行っているクリニックが施術する分には安全に対する担保があると言えるでしょう。
健康保険適用外なので自己責任
現時点ではっきり言えるのは、エクソソームはあくまで実験段階の物であり、健康保険適用外のものなので、施術費用は当然クリニックの言い値になりますし、提供を受ける場合は、あくまで自己責任ということになります。
エクソソームによる治療は料金は高額なので、AGAクリニック若しくは美容クリニックでご相談し、充分な説明を受け、ご自身が納得した上で再生医療による治療を受けるようにしてくださいね!
エクソソームなどの再生医療に関し、充分に説明を行わないで治療を行った場合は、そのクリニックは法令違反となりますが、それによる罰則は確認できませんでした。
また、エクソソーム点滴を繰り返し行っていた所、アナフィラキシーショックを起こしてしまった事例もあり、万一に備えて、クリニック選びは相当慎重に行ってください。
再生医療でない注射は?
エクソソームによる治療より安価ではありますが、以前からダーマペンなどを使って、発毛成分を皮膚に注入させるために、極細の注射器を使って行う施術もあります。
これにより、施術の際、過度な出血を抑えることができます。
エクソソームの施術に似ていますが、これに関しては、再生医療ではありませんので、今回の記事内容とは無関係です。
エクソソームとは何か
エクソソームについて分からない人のために、エクソソームというのは、どういったものなのか解説します。
幹細胞培養上清液からできる幹細胞由来のエクソソームとは
エクソソームは、生体内のほぼすべての細胞が分泌する微小な細胞外小胞であり、血液、尿、唾液、脳脊髄液など、ほとんどすべての体液中に存在することが確認されています。
特に注目されているのは、なにものにでもなるとされる幹細胞由来のエクソソームです。
幹細胞を培養すると幹細胞培養上製液という上澄み液ができ、不純物以外に、「成長因子」「サイトカイン(タンパク質)」と共にできるのが幹細胞由来のエクソソームなのです。
エクソソームとは、細胞同士が情報のやり取りするために使われるもので、再生医療や疾患治療における潜在的な有用性から、盛んに研究が進められています。
その大きさは直径50〜200ナノメートル程度(50~150ナノメートルと書かれている文献もあり)で、肉眼では見えないほど小さな構造体で、細胞膜が内側に陥入して形成される脂質二重膜で構成されています。
エクソソームに含まれる成分
エクソソームの構成要素は、以下のようになっています。
- 脂質
- タンパク質
- 核酸
- 代謝物
【脂質】(タップすると見られます)
- スフィンゴミエリン
- コレステロール
- セラミド
- フォスファチジルセリン
これらの脂質は、エクソソームの安定性や細胞への取り込みに重要な役割を果たしています。
【タンパク質】(タップすると見られます)
- テトラスパニン類(CD9、CD63、CD81など)
- 多胞体形成関連タンパク質(Alix、TSG101など)
- 熱ショックタンパク質(HSP70、HSP90など)
- 細胞接着分子(インテグリンなど)
- MHC分子
これらのタンパク質は、エクソソームの形成、分泌、細胞間相互作用に関与しています。
【核酸】(タップすると見られます)
- microRNA (miRNA)
- メッセンジャーRNA (mRNA)
- 長鎖非コードRNA (lncRNA)
- DNA
これらの核酸は、細胞間の情報伝達や遺伝子発現制御に重要な役割を果たしています。
【代謝物】(タップすると見られます)
- アミノ酸
- 脂肪酸
- グルコース
- ヌクレオチド
これらの代謝物は、エクソソームの機能や細胞間の代謝調節に関与している可能性があります。
エクソソームの内容物は、由来する細胞の種類や状態によって異なりますが、ヒト由来で尚且つ赤ちゃんのへその緒から採取したものがよいとされています。
これらの多様な成分が、エクソソームの生物学的機能や医療応用の可能性を生み出しているのです。
各薄毛治療法の比較
エクソソームを始めとした各薄毛治療法について紹介します。
各薄毛治療法の働きと効果・副作用
各薄毛治療法の特徴は、次の通りです。
エクソソーム療法 | 医薬療法 | 植毛療法 |
---|---|---|
毛包幹細胞の活性化や毛母細胞の増殖を促進し、発毛・育毛効果が期待できる。 血管新生や炎症抑制効果により、髪が育ちやすい頭皮環境を整える効果がある。 治療開始から1ヶ月程度で効果を感じる人が多いとされている。 注射による頭皮への直接投与が一般的な方法。 長期間の発毛効果が得られる。 出始めの治療法のため、植毛療法とあまり費用が変わらないクリニックもある。 | 血管を拡張させ、頭皮の血流を改善することで発毛を促進(ミノキシジル)。 外用薬と内服薬があり、内服薬の方がより高い効果が期待できる(ミノキシジル)。 効果が出るまでに3〜6ヶ月程度かかることが多い(ミノキシジル・フィナステリド共)。 AGAの原因物質であるDHTの生成を抑制し、抜け毛を改善(フィナステリド)。 安価である。 | 自毛植毛と人工毛植毛があり、自然に発毛する自毛植毛が主流。 即効性があり、施術直後から効果を実感できる。 手術を伴うため、感染症や麻酔による合併症などのリスクがある。 高額な費用がかかる場合が多い。 術後数週間は特に抜けやすく、注意が必要。 |
エクソソームはダウンタイムが短い!注目の改善時期
- エクソソーム療法: 1回の注射でも比較的早く、1ヶ月程度で効果を感じる人が多い。自然な仕上がりには時間がかかる。
- 薬物療法: 効果を実感するのに3〜6ヶ月程度かかることが多い。人によっては、全く効き目がない場合も。
- 植毛: 即効性があるが、頭皮に穴をあけて、自毛を植えるので、どうしてもダウンタイムに時間が掛かってしまう。他の方法同様、自然な仕上がりには時間がかかる。
薬物の場合は、発毛サイクルを整えるのにどうしても時間が掛かってしまいますが、植毛は即効性があります。
植毛の次に効果が高いのはエクソソームとされています。
効果があっても、髪の毛が増えるのに時間が掛かるため、満足な結果を得るためには、いずれの方法も1年位は様子を見なければならないでしょう。
治療方法の安全性とリスク
- エクソソーム療法: 比較的新しい治療法のため、長期的な安全性は研究中。感染症などのリスクも考えられる。
- 薬物療法: 長年の使用実績があり、安全性が確立されている。
- 植毛: 手術を伴うため、感染症などのリスクがある。
エクソソームと植毛は、頭皮に穴をあけたり、針を刺したりするので、感染症のリスクに晒されますが、薬物療法はそのような心配がありません。
ただし、妊婦や高血圧症の人が服用できなかったりしますので、注意が必要です。
治療後の持続性
薬物療法は費用が安くなるものの、薬を途中で止めてしまうと、発毛効果が得られなくなることがあります。
治療方法の適用範囲
植毛は、局所的な薄毛に適しているものの、広範囲に禿げ上がっている人が施術を行おうとすると、取れる株(髪の毛)の数によって決まってしまいます。
エクソソームは、植毛と異なり、髪の毛を採取するわけではないので、広範囲への薄毛に対応することが可能となっていますが、その分エクソソームの数が必要となるので、その分費用が掛かります。
それぞれの治療法には利点と欠点があり、個人の症状や希望する結果によって最適な方法が異なります。専門医との相談を通じて、適切な治療法を選択することが重要です。
エクソソームまとめ
エクソソーム注射は、細胞間コミュニケーションの仕組みを利用した革新的な治療法として注目を集めています。
薄毛治療をはじめ、様々な医療分野での応用が期待されています。
同時に安全性の確保や規制の整備など、克服すべき課題も多く残されているよね。
今後の研究の進展により、エクソソームの詳細なメカニズムが解明され、より安全で効果的な治療法が確立されることが期待されます。
エクソソームが秘める無限の可能性を、安全かつ効果的に活用できる日が来ることを期待しつつ、今後の展開に注目していきましょう。